CKC新年会モジュールオフ2018@けんかつ(その2)2018年01月09日 05:00

仕事の都合で日曜日夜に参加し月曜日朝には立ってしまうseibu-mania氏は、CKC規格のエンドレスとは別に、「シエ電」(江ノ電)モジュールを持参。
前回レイアウトをお見かけしたときと比べて、だいぶ景色が仕上がっておりました。

鎌倉高校ならぬ釜玉高校前もご覧の通り。

高校前の「例の踏切」も、ご覧の通り再現されており、大変素晴らしいです。

seibu-mania氏のモジュールは、バスも走るようになっており(現在この部分は工作中)から江ノ電バスをお借りして、拙作江ノ電風レイアウトを走らせました。
動く江ノ電バス、自分も買おうかなと思います。

明けて2日目月曜日。
EF81レインボー色重連(!?)が牽くブルートレインが快走。のび鉄氏のモジュール上を走ります。

ブルートレインは拙作モジュール2台を高速で通過。
余計なギミック類を組み込んでいないこの2モジュール、そろそろ10年超えですが傷みもなくまだまだ活用する予定です。

こちらは、のび鉄氏の高架複々線モジュール。
線路が複々線で並んでおりますが、複々線を行き交う車両が主役となり、超圧巻。
行き交う電車を京成電車にしてみましたが、素晴らしいの一言に尽きます。

こちらは赤緑氏の複々線カーブモジュール。
元々は公開運転会用に作成したモジュールで「線路が主役」になっていますが、やはり複々線を行き交う車両が楽しいモジュールになっております。
最後、こちらが赤緑氏作のモジュール中央駅ですが、使用開始から10年が経ち、老朽化が進んでいるとのことで、今回からしばらく分解整備を行い、今の形では今回が最後、とのこと。
どんな中央駅に生まれ変わるのか、たいへん楽しみであります。

続く

CKC新年会モジュールオフ2018@けんかつ(その1)2018年01月08日 03:23

583系はつかりが萌える緑の中を快走し!
松本空港を離陸するボーイング787と並走してミニエコーが駆ける!
そんな弊CKCモデラーズ倶楽部の新年会を、昨日・今日と「けんかつ」こと埼玉県県民活動総合センター(けんかつ)で開いております。

今回はこんな感じ。メインラインの複線エンドレスが、縦4.5m×横3.5m、総モジュール個数15個で作り上がりました。
モジュールオフは前回開催から2年以上も経過しており、各メンバーが自作ったモジュールも劣化・老朽化が進行しているものも見られました。今回の運転を最後に更新・引退するモジュールもあるとの事ですので、モジュールオフは毎回が一期一会です。

エンドレスが組みあがったところで試運転。
一番列車は、単車のはこてつですが・・・
(゚д゚)σ(;´Д`)プニッ
架線柱がどうも悪さをしてるみたいです・・・・

搬入から組み立て・試運転・調整まで、2時間半程度で終わり、今回も無事の開催に漕ぎ着けられました。
運行の安全、メンバー各位の多幸を期して。
いつものアングルでカンパ〜イ♪

10年以上を経て、今なお健在なのび鉄氏築堤モジュールを走る、odoriba96氏のクモユニ82800+中央線電車と、拙作のクモユニ82050+両毛線電車とが行き交います。同じクモユニ82と言いながら、車体構造から使われ方まで何から何まで異なり、大変興味深いです。
今回脱線の原因になるのでは?と心配していた雪モジュールですが、事前の調整が幸いし、目立ったトラブルはありませんでしたので一安心。
しかしながら痛恨のミスで、「やましん」の建物を自宅に忘れてしまったことが、返す返すも残念です。

今回の新作、養老マニア氏の団地モジュールです。
松原団地や武里団地を彷彿とさせる、団地が主役のモジュールです。
特に5階建の団地や道路が線路に水平に配置されているところ等、かっちりとした作りです。

モデル化した対象も場所も全然異なりますが、組み合わせると国鉄〜私鉄の乗り換え駅のような絶妙な見た目を成すことから、個人的には大変好きな組み合わせです
Chaofan Street駅モジュールは、披露宴にも持参した大事なモジュールですが、思うところがあり、近々大幅に手を入れたいと考えております。時間あるかな?

モジュールを行き交う列車を見て、メンバー各位もえびす顔です。
(続く)

東武線オフその2〜鬼怒川線乗車2017年03月28日 18:58

しばらく間が空いてしまいましたが、3月4日に日光に乗り鉄した時の続きです
下今市駅には、SL列車「大樹」のための検車庫と転車台が整備されております。
あっという間に決まった感のある東武SLプロジェクトですが、今年8月の開業まであと5ヶ月。施設を完成させて試運転もしなければならず、工事の工程は押していそうです。

下今市から先は、会津鉄道に直通する快速「AIZUマウントエクスプレス」に乗り換え。
この列車は、日光・鬼怒川と会津若松とを2時間かけて連絡する快速列車です。快速列車と言っても、車内は進行方向を向くクロスシートになっており、車内販売のスタッフも乗車しており、特急列車のような輸送も想定したサービスになっております。
快速列車にしては相当力が入っておりますが、元々は昔の名鉄「北アルプス」の中古特急車を使用していました。今では普通の第三セクター軽快気動車になってしまいましたが、特急料金の要らない快速列車ということもあり、装備は十分です。
野岩鉄道・会津鉄道とも利用客の減少がみられる中、野岩鉄道開通までは十分な交通網がなく人の交流も少なかった栃木県と会津地方との繋がりを、鉄道網を使って創り出す役割も担っているように思われます。
現在は3往復が運行されていますが、今度のダイヤ改正で東武日光乗り入れ便が増発されます。

下野電気鉄道として開業した、急カーブと急勾配からなる鬼怒川線を、ディーゼルカーは喘ぎながら30分近く走り、鬼怒川温泉到着。
こちらも、SL大樹を迎えるため、転車台や線路付け替えの工事中で、工事の様子がよく見えます。
転車台は、はるばる広島県の三次駅から持ってきたもの。

鬼怒川温泉駅の駅前広場。写真奥に足湯があります。
この広場は、昔(野岩鉄道開業前)は、駅前が駐車場になっており、送迎の車や会津方面に向かうバスで賑わっていたと思われます。
しかし、平成に入り、観光需要の変化による鬼怒川温泉の地盤沈下が進みます。そんな中テコ入れの一環として、平成16年にJRからの直通特急を受け入れる際に駅前広場の再整備を行って今の広い駅前広場ができました。

鬼怒川温泉では、帰りの列車まで2時間半ほど空き時間が出来ましたが、温泉に入るでもなく、一回り散策して昼食に蕎麦をいただき、足湯に浸かりお土産を買って時間を潰しました。

そして午後2時過ぎ、今回の乗り鉄の目的の一つ、東武特急スペーシアの個室に乗車です。
鬼怒川温泉駅の改札を出て、階段なしでホームに移動。ここから帰りの旅が始まります。

帰りのスページアきぬ126号は1番線ホームに横付けられております。この日は満員御礼。
早速お目当のコンパートメント(個室)に乗り込みます。
コンパートメント部分はJR乗り入れ時にはグリーン車として使用されることから、グリーン個マークが付いております。
コンパートメント車内はこんな感じ。ソファ風の4人がけの座席があり、中央にはテーブルがあります。壁沿いは豪華な絨毯敷き。
料金は土日で1室3700円。少々高い料金ではありますが、家族連れなどの旅行ではある程度大きい声でも気兼ねなく話が出来るなど、やはり個室ならではのメリットが大きいです。
今回の旅行でも、他の個室は家族連れを中心に埋まっていました。

日光からの山下りは、個室でお酒をいただきながら、話に興じているうちに降りきってしまいました。
正直、椅子の尻触りは6050系快速と大きく変わらない印象を抱きましたが(それだけ6050系の椅子は優秀です)、それでも幅に余裕ある座席周りなど、ヨーロッパのコンパートメント1等車に乗った気分になります。

帰りは1時間半で無事に浅草着。

今回企画していただきましたyouroumania様はじめ、参加された皆様お疲れ様でした。

東武線オフその1〜東武快速お名残乗車2017年03月09日 22:45

去る3月5日、模型仲間と連れ立って、東武の快速電車と特急スペーシアの個室に乗るオフ会に参加してきました。
奇しくも今年4月のダイヤ改正で新しく出来る特急「リバティ」と入れ替わりで、浅草直通の快速電車が廃止になる発表があって初めての土日。
東武の快速電車には大学の合宿所があった関係で何度かお世話になったこともあり、多分今回が名残の乗車になります。

まずはお清めをして襟を正して、始発の浅草駅に向かいます。
始発の浅草駅は、駅ビルの中にホームを作った戦前からのモダンなターミナルです。しかし、隅田川を渡るために線路もホーム自身も大きく曲がった構造が災いし、長編成の通勤輸送は途中から地下鉄への直通を増やすことで対応し、時代に取り残されたかのような駅になっています。(ひところ、浅草駅を直線に改良する構想があり、イメージスケッチみたいなものを見たような気もしますが、あれはどうしたのでしょうか。)

そんな通勤輸送から隔絶された浅草駅、そのホームに上がります。
浅草駅の4線あるホームで、快速電車は一番西側の5番線からの発車となります。今度の改正で廃止となる快速・区間快速は8本あり、そのいずれもが日光方面・鬼怒川方面への分割列車になっております。ホームの袂には快速列車の分割案内がありますが、今度の改正からはここに特急リバティの分割案内が入るのでしょう。
それにしても快速電車が廃止されたあと、5番線はどのように使われるのでしょうか。

9時少し前に、駅係員に見守られながら区間快速電車が到着。
これが折り返しで10分発の快速39電車になります。

到着後、車内清掃・整備をして乗車準備完了。駅係員が電車とホームの間にステップ板をかけて乗車案内をします。
浅草駅は、そのホームの急カーブから、通勤型の一部車両のドアカットや特急・急行・快速電車のドアステップ設置で隙間対策をしております。
見方を変えれば、現状に合わなくなった駅の作りに対してのやむなき措置に過ぎませんが、こういうところに「人の手がかかっている」温かみというか、物語性を感じてしまいます。

定刻9時10分、快速39列車は浅草発車。すぐに列車は隅田川を鉄橋で渡ります。
暖冬の冬が終わりつつあるようで、隅田川の土手には早くも桃色の花もちらほら咲き始めていました。
隅田川を渡り、千住のあたりまでは隅田川と荒川に挟まれた土地を右に左に走って行きます。

北千住から北越谷までの20キロ近い複々線区間。今日はこの区間はひとっ飛びで春日部までノンストップで走り抜けます。多分この区間を快速電車で走り抜けるのも今日が最後になるでしょう。
途中、草加でいつも乗っている地下鉄直通の電車ともすれ違いました。当方は快速で通過し、こちらの景色が流れています。

東武6050の車内。今回乗ったモハ6169は、奇しくも更新前の旧番号がモハ6001。堂々のトップナンバーです。
車内はドア周りのロングシートの中にボックスシートが7組納まる構成で、ドアと客室を仕切るデッキが無い以外は国鉄急行型電車のような構成です。
しかしこのボックスシート、背ズリ傾斜部のクッションが絶妙に柔らかく、背ズリのいい塩梅の傾斜も相まって、とって大変座り心地の良い椅子でした。その座り心地は寝台特急583系のクロスシートのようで、立つのが億劫でいつまでも座っていたくなるような感覚です。
6000系から6050系への車体更新にあたり、扉間のクロスシートを9組から7組に減らし、その余裕を両開きドアと座席の改良に回しましたが、それが効果的に生きているように思います。
さらに、車内には方向幕を流用?した電光式の行き先案内。快速が日光線系統と鬼怒川線系統に分割されるための案内設備です。寛順ながら多層立て列車のわかりやすいところが再現されています。
もしも国鉄があの時期に潰れず、急行列車の枠組みを保ったまま車両の設備が順調に進化したら、こんな風になったのかもしれません。

6050 on 6050。マイアミ氏渾身のキットが、6050のテーブルに揺られてガタゴトしています。同じく自慢の大テーブルには、お酒の「おつまみ」が2冊。
途中踏切で遅れたせいもあり制限いっぱいの105キロで走ることもありましたが、揺れも苦しさもなく淡々と走ります。朝の一献が廻ってきたせいか、途中、栃木くらいからウトウトしており鹿沼からの登坂区間は夢の中で過ごしてしまいましたが、これもまた一興。

浅草〜下今市の2時間の行路も、大変快適に過ごせました。
ここからは日光線と鬼怒川線が分かれ、分割できない特急の旅客を受ける区間運転の普通列車も発着して賑やかになって来ます。昔は「特急連絡」という種別を名乗っていたこの列車も6050系でした。

乗ってきた快速電車は、ここで鬼怒川線方面と日光線方面に分割。
自動化が進んだとはいえ、分割作業は多くの人の注目を浴びる、ちょっとしたハイライト。
編成をこまめに分割併合して1本の列車が様変わりしていく様子も、まさに国鉄時代の急行列車を思い起こさせます。

乗り通して思ったのが、この電車が人手や手間をかけて運転されている事。
いろんなものの自動化・省力化・ロボット化が進んだ今となっては、「人の手がかかっている」温かみと懐かしさを感じる列車になっていました。
下今市で、ちょうど6050系を改造した「スカイツリートレイン」が入線。
つい先年改造されたばかりで安泰かと思ってましたが、この列車も運行終了になるみたいです。

6050系系電車も一部機器は製造から50年経ち、快速電車の廃止とともにその去就が注目されています。
ブログでは何度も繰り返してますが、「今あるものは今しか乗れない」。その思いを改めて感じました。

夏の集まり2017年02月23日 23:34

気が早いですが、夏のCKCモデラーズ倶楽部のオフ会を準備することにしました。

今年は欲張ってお泊まりのオフ会を2回やりたいと思います。

多分6月になれば、自分も少し暇になるはず。。。