板キットから東武81105Fを作る32-(再)動力ユニットの整備と交換2022年08月13日 00:00

昨日は「せがき」と呼ばれる、塔婆をお寺で受け取る行事があるので、茨城に帰りました。いよいよ今日から怒涛の新盆が始まります。

閑話休題、昨日の運転会のトップを飾った東武8000系動力ユニット。
鉄道コレクション動力ユニットは別の使用先が出たこと、メーカー標準のFS396台車枠が出たのを機に、再び元のグリーンマックスのコアレス動力に換装します。

工作自体は簡単。鉄コレ動力を車体から外し、台車枠を切ってコアレス動力台車横の孔に挿れ、鉄コレ動力から床下機器を剥ぎ取って接着します。
次に連結器を密連型KATOカプラーに換装します。
最後に、両面テープで動力ユニットを車体に固定します。
問題の走行性ですが、純正パーツの台車枠で台車左右の集電金具を挟む構造であることから、集電金具と車輪との接触が改善され、まだ気難しいところはあるものの、だいぶ良くなりました。

東武6050系の中間連結器を交換しました2021年03月02日 17:55

早いものでもう3月です。

日曜日の午後は荷物電車工作の気乗りがしなかったため、気分を変えて東武6050系の工作をしました。
しばらくブログの記事も湘南色の電車ばかり続いていたため、記事もちょっとした気分転換になりそうです。
昔買ったグレーのTNカプラー(復元バネが線バネの旧製品。現在手に入るのはJC25の207系用TNカプラーあたりでしょうか)をバラして、写真のように干渉する胴受やジャンパ栓を切り取ります。

そして元々ついていたスカート付きドローバーを外して分解して、スカート部分にTNカプラーを組み付けて取り付け。
TNカプラーの宿命で若干連結器が大きいですが、実感的に連結できるようになりました。
ちなみにクハの幌は、KATOの東武8000系用ASSYパーツの不要部分を切り取り、青帯を消してゴム系接着剤で接着しております。

板キットから東武81105Fを作る31-動力ユニットの整備と交換2020年12月27日 05:00

東武8000系の動力ですが、最初充てていたGMコアレスモーター動力がどうにも調子が悪いです。台車の集電系が不安定なのを疑い、分解整備するのも怖かったので、集電を司る台車2個を交換しました。
結果は駄目。台車を交換しても、台車と動力ユニット本体を接続する部分を掃除しても導電剤を塗っても、線路から電気を拾ってくれません。

結局、集電が安定しているストック品の鉄コレ動力に換装することにしました。
台車枠と床下機器を旧品から外します。

GMコアレスモーター動力に合わせて削っていた床下機器を、接着しても線路に当たらないようさらに削って、床下機器と台車枠を瞬間接着剤で接着します。
集電板の凸部と台車の寸法が合わず接着に手間取りましたが、接着剤の固着完了。

動力ユニットを車体に両面テープで固定し、もう1度4両編成に組みます。
動力ユニット単体の試運転では問題なく走りましたが、今度はちゃんと走るでしょうか。。。

東武6050系入線2020年11月23日 17:13

コロナ禍が猛威を奮っておりますが、引き篭もっていてもアレなので3密5小に留意しながら、秋葉原詣してきました。

今日の戦利品は東武6050系。中古未使用品をぽちフェスでゲットしてきました。
ちょっと早いですが、自分用のクリスマス&正月のプレゼントです。
今回購入したのは、グリーンマックスの完成品、会津鉄道61201F2パンタ車と東武6157Fです。大きい客室窓が綺麗にモールドされており、クリーンな印象の東武6050系は、兼ねてから模型で欲しいと思っていました。

側面ビュー。会津鉄道61201Fは、自慢の会津鉄道社紋こそ薄いですが、原稿の2パンタの姿を的確に再現、更新車ながら現在も活躍する6157Fは現行東武マークも凛々しい逸品です。

早速説明書に従い、ドローバーをセットし(入手でき次第TNカプラーに換装します)、アンテナと幌を接着して(;´Д`)ハァハァします。
エンドレスを敷いて走らせずとも、この顔だけで酒が進みます。
ウットリ・・・

板キットから東武81105Fを作る30-ステッカー貼り、そして完成2020年10月10日 18:36

いよいよ最後の工程、ステッカー貼り。
東武8000系キット付属のステッカーを貼っていきます。年代的には2000年代後半のワンマン改造当初の姿を狙っていますので、ステッカーの時代考証(宇都宮線系統はワンマン化前)も大体合っています。
窓に貼る優先席表示とか車椅子マークとかはいい感じですが、モハ8300に貼る弱冷房車表示は東武独自の平べったいフォントというより汎用品みたいな感じもします。なんだか貼ったら一気に「1980〜90年代のGMキットを組みました」感が出てきました。これはこれで面白いです。

最後に、側面にLED方向幕の「栃木」「東武宇都宮」を片方ずつ貼り付けました。

これで完成。製品発売から30年近く、友人から譲ってもらって10年以上熟成されてきた東武8000系板キットから、東武宇都宮線で最後まで使用された81105Fが完成しました。

正確には屋根肩の雨樋が車体色に合わせた白色だったのが屋根色のままだったり、車体のヒビ割れが各所に見られたりで、苦戦した割には十数年の腕の進捗が見られず恥ずかしい限りの出来栄えです。。。

それでも、駅モジュールに置いて30000系と並べてみると、実車がデビューした当初の姿を思い浮かべられたりして、思わずニンマリとしてきます。

【板キットから東武81105Fを作る まとめ(2020.6-10)】
●車体の組み立て

●車体の塗装(試行錯誤)

●車体の塗装(決定版)

●床下関連
●車体の仕上げ
●実車コラム