ミニレイアウト08-鉄道模型と一緒にバスは如何ですか?2014年11月01日 09:50

40代に突入しましたが、全く持って電車ごっこを自重できていません。まるで「逆コナン」のようです。
勢いでこんなのまで買ってしまいました。

トミーテックのバスコレ走行システムです。Nゲージサイズのバス模型として大ヒットした「バスコレクション」の車両を自走できるようにするもの。
バスコレクションは2003年に発売されたプラスチック製のバス模型ですが、安くて品質も良いことから現在に至るまでシリーズ化が進んでいます。
これが「自走」すればいろいろと楽しいところですが、普通の鉄道模型では線路が担っている「電気の供給」と「ガイド」を線路に頼れない。そのため、「バスモデルの自走」はハードルの高い問題でした。
(ヨーロッパの鉄道模型では以前から「自走する自動車」があった模様です)


しかし、バスコレクションのシステムに合わせた走行システムが発売されました。
それほど高額な製品でもなく、よくシステム化された製品で、欲しいなとも思っていましたが、組み立て/解体が面倒なので「バスコレ走行システムを組み込んだ固定式レイアウトを作るときに買おう」と思い、発売されて数年間買わないままでしたが、今回工作中のミニミニ路面レイアウトに導入するため購入。


早速バスコレに組み込んで走行。手持ちのBU04にポン付けでセットします。動力ユニットはボタン電池で走るもので、車体にスッポリと納まり、実感的です。
動力ユニットは1個2000円〜3000円と高価なので、出来るだけ「着せ替え方式」で使い回す予定です。

鉄道模型のレイアウトと同じように小判型に線路を組み、その中を周回させます。バス停部分はスイッチになっており、通過と停車が選べます。

早速、レイアウトに組み込んでみました。動画でご覧ください。


同じトミーテックのワイドトラムレールと共通のシステムであり、合いは抜群です。バスコレ走行システムの道路幅が広い事もあり、急カーブを曲がっても電車とバスで車体があたることはありません(電車線路は半径14センチ、バス軌道は半径10センチ)。

しばらくはバスコレ走行システムの勉強をしながら、うっとりしています。

那須に遊びに行ってきました2014年11月02日 22:25

天気に恵まれた3連休の中日。夫婦で那須に遊びに行ってきました。
今回は妻の運転練習も目的だったため、行き帰りは電車で移動。渋滞知らずで快適でしたが、普通列車を乗り継ぐ観光客はあまり居ませんでした。

で、借りたレンタカーは最新型の軽自動車。
自分も運転しましたが、乗り味というか乗った感触がものすごくしっかりしており、軽自動車離れした厚みのある感じがしました。

今回は那須ハイランドパークに行きました。絶叫マシン好きの妻を見送りながら(自分は絶叫マシンが苦手)、ゆったりと動く遊具には乗車。そこから見た那須山と麓は、すっかり紅葉していました。

途中立ち寄った渓谷も、紅葉がちょうど見頃。いい季節に行けて良かったです。

最後、レンタカー返却前に那須のアウトレットモールに立ち寄り。もうクリスマスイルミネーションの季節になりました。

ミニレイアウト09-バスコレ走行システムの道路線形を、より実感的に加工しました2014年11月03日 11:40

今回作っている路面電車モジュールでは、全国的に有名な江ノ電・腰越の併用軌道のような風景も作ろうと思っているのですが、実際に道路と線路はどの程度幅を取っているのでしょうか。
いい写真がありましたので、ちょっと見てみましょう。(画像はsotheiフリー素材から拝借しました)


何この幅員配分。電車が安全に走れる幅をとったら、歩道はもとより、車道も軽乗用車がちゃんと走れる幅すら取れていません。
道路技術者が見たらあまりの酷さにショック死するレベルです。

このあたりを実感的にやりすぎると、バスも走れなくなってしまい、やりたかった「電車とバスの共存」どころではありませんので、製品の寸法はあまり弄らずに加工したいところです。

まず、バスコレ走行システムでは停留所部分は路肩に幅寄せする凝った造りですが、これをやめて車道上で停止するだけ、にすれば幅が狭まるのではないか?と思い、早速買ったばかりの製品を切った貼ったします。
まずは停留所のマグネットシステムの動作原理の確認。


停留所部分では、ハンドル操作のガイドとなる金属線が中心から道路左側に逸れ、その位置にあわせてマグネットを組み込んだ「地上子」が道路下で左右に動くようになっています。これがバス走行時に車体下(運転台直下)に来るようなら停車、車体下から右にスライドした位置に来ると停車せず通過、となります。
 
ということは、普通の直線道路でも、路肩をちょうど同じ幅に削れば停車/通過が出来るのではないか?と思い、直線道路の左路肩を切断します。
切断位置は、だいたい製品裏側に刻んであるガイドのあたりです。詳しい寸法は記録しないまま思いつきで加工しました。

何となく停留所部分だけ幅が狭くなりました。  
動画でも見てみましょう。

走っている車両がいろいろ間違っている(DBのシルバーリンゲが通過できるのにはちょっと感動。建築限界の確認に使えそうです)ことはさておき、ちゃんと問題無く走るみたいです。

しかし、やはりモノ足りない。電車と自動車とがぶつからんばかりの狭さで走る(実際には自動車側が停まって電車をやり過ごすのですが・・・)を楽しみたいと思い、またあまった停留所幅寄せ部を反対側に設置したところ、カーブ後に右側シフトが連続するのでときどきバスが曲がりきれずに脱線します。

そのため、もう少し製品を加工しました。


今度は、停留所での左幅寄せを逆に使い、電車側に幅寄せするようにしました。
その際、停留所間をつなぐ直線道路は反対にして使い、電車側に幅寄せしたままの状態で直進するようにします。

さらに、停留所ユニットが納まるところも切り欠きを新設し、停留所ユニットが納まるようにします。

動画でみても、結構電車の線路に寄って走るようになりました。


 
製品のままだと、写真上のように中心間隔37ミリですので、カーブ部分はともかく直線部分はかなり「よそよそしい」間隔となります。
上述のような加工を行った結果、約1センチ電車とバスとの間隔が狭くなりました。もっと幅を詰めたい気持ちもあるのですが、これ以上やるとバス道路を自作するような大加工が必要になりますので、これで工作を続行することにします。。

ちなみに、早く線路を固定したいのですが、線路を固定するまでには、まだやることがあります。。。

ミニレイアウト10-線路を固定しました&バスコレ走行システムにコントローラ(!?)を付けました。2014年11月04日 00:13

連休最終日は家に籠って、ミニレイアウトの工作をしました。
バスコレ走行システムの停留所ユニットは大変良く出来ているのですが、進行〜停止を操作する都度、レイアウト上道路脇の操作スイッチに手を伸ばして扱うのは、大変興醒めです。
そこで・・・
操作スイッチとレイアウト基盤に孔を開け、2mm厚の丈夫なプラ板でロッドを作り、スイッチを手元で操作できるようにします。
一度壊れたら修理するのが困難なので、操作スイッチとロッドは多くの接着剤を使って溶着し、簡単には外れないようにします。

ロッドの工作の途中で、線路を固定。
通常の線路部分は細い鋲を線路に開いた孔うちつけて固定し、鋲が入らないワイドトラム部分はエポキシ系接着剤を裏面突起大量に塗って固定します。

また、レイアウト右端の道路分岐部分について、道床と枕木が無い状態に加工しましたが、線路を固定するこのタイミングで枕木を復元します。
使ったのはピィコのフレキシブル線路接続用枕木。エポキシ系接着剤を下に塗った後、横から枕木を滑り込ませて固定します。

最後、線路が固定されたら、裏面基盤に張り出したバスコレ操作スイッチのロッドをくみ上げます。
ロッドは接着剤組なので、1晩じっくり乾燥させます。

ミニレイアウト11-線路と道路の試運転2014年11月05日 00:07

ミニレイアウト:線路を固定しました。

3連休で固定した線路と位置決めした道路ですが、接着剤が固まったところを見極めて、バス制御用スイッチ周辺を中心に、試運転をしました。
その結果は・・・・

(youtubeリンク)
まずまずです。バス制御用スイッチ(手前の白いプラ棒)がやはり華奢な感じがして乱暴に扱いにくいですが、動作はちゃんとしています。
停留所のスイッチと全く同じ原理で、手前に引くと通過、奥に押し込むと10秒間停車。これでスイッチを建物で隠しても大丈夫です。

これで線路と道路の固定に目処が付きました。次回更新からは、シーナリー&ストラクチャーの工作です。