フランス国鉄RIO型客車の工作03-車体の箱組2021年04月30日 02:55

カーブ等の走行試験をしたいので、とりあえず1両車体を箱に組みました。
妻板は113系キットのあまりパーツを加工しました。車体裾0.5mmのプラ角棒を接着し、斜めに削って車体裾を真っ直ぐにします。その後、屋根を接着する車体裏を平らに削ります。
屋根はGMクモユニの屋根を切継、床下はGM旧型客車キットの切継で賄いました。
側板の窓桟は中央の1個を切り落としておきます。

その後、車体側板・屋根をプラ用接着剤で接着します。最初は車体中央部を接着し、車体と屋根が隙間なく接着したのを確認してから左右に接着剤を流し、全体を固定します。
接着剤が固まったら、妻板を接着して箱にします。妻板は、連結器を避けるため、側板から2.5mm程わざと上にずらして接着します。

フランス国鉄RIO型客車の工作02-低い車高と台車の再現2021年04月29日 03:10

RIO型客車の特徴ともいうべきノッペリとした低い車体。
図面等参考資料は無く、仮にあったとしても鉄道模型としての実用に耐えられるか疑問がある中、車高をどこまで下げるか?悩みどころです。

考えたのが、元のキットの2段になっている車体裏面のリブの下側を削って、上側のリブで床板を固定することにしました。
床板は東急7000のものではなく、GM客車キットの、側面がストレートになっているものを切り継いで使用します。

その低い車体を支える独自構造の低い台車をどう再現するか。これも悩みどころです。
Wikipediaを見ながら、何か日本型で流用できるものはないか、カーブでの車体との干渉も考えた結果、GMの伊豆急TS台車の軸受上半分を切り落としたものを履かせることにしました。
実車の台車も、台車下部の低い位置に梁が横に走っていること、台車中央にボルスタアンカのような棒状のパーツが見られることから、当たらずとも遠からずの形状をしているようにも見えます。

フランス国鉄RIO型客車の工作01-構想と側板の試作2021年04月26日 03:15

次回作は・・・あまり肩の凝らない工作にしようと思い逡巡した結果、外国型のセミフリーで行くことにしました。
ニューヨークの地下鉄を作ろうと思い大量に仕入れたまま使い途が無くなった東急7000の側板。

これをもとにに、フランスのRIO型客車風を作ることにしました。
この客車は、フランスの普通列車で使われてきた低床客車で、3扉ステンレスの瀟洒な車体を持ちます。「世界の車窓から」等の映像作品で、機関車に押されて走る背の低い客車を見た方は多いと思われます。
またこの客車はフランスのCarel Fouché社で作られたものですが、このCarel Fouché社は、日本の東急車両も名を連ねるステンレス製鉄道車両のメーカー連合であるBudd Familyに名前を連ねております。そのため、東急7000系にも通じるオールステンレスの車体を持っております。

まずはテストも兼ねて東急7000系の側板を現物合わせで切り出します。
それを中間扉の部分で切継。思いつきで工作を始めた割には、車体長さも適度に伸びて、実車のような雰囲気が出てきました。


ドイツ鉄道218型ディーゼル機関車が入線しました2021年03月14日 10:41

引越で模型関係の荷造りを進めている一方で、某ヤフオクで性懲りもなくドイツの車両をチマチマチェックしています。
今回は218型ディーゼル機関車を落札しました。実車は1960年代〜70年代の旧西ドイツ時代に大量生産されたものですが、機関車の老朽化に伴い現在では大部分が引退しております。
218型ディーゼル機関車の設計を元にした車両として、日本でもエンジンや変速機をライセンス生産したDD54型がいます。
模型はフライシュマン製の古い製品で、オークションでの落札価格は13,000と洋物の車両の割には安価で落札できました。
塗装は現行の明るい赤地に前面白帯の出立ですが、特急・急行列車から普通列車・貨物列車まで、何を牽かせても似合う機関車です。

客車の収納2021年01月05日 22:57

ヨーロッパ型の26~27m級客車の収納に悩んでいました。
元箱無しの状態でヤフオクで購入し裸でブックケースに突っ込んで保存していましたが、これでは破損等が心配です。
模型屋さんにフラリと立ち寄った結果、ポポンデッタの25m用8両収納ウレタンケースが目に入りました。これを試してみたところ、とても良い感じに納まりました。
150分の1で25mということは、160分の1だとちょうど26~27mになります。
8両が綺麗に納まりました。
裸で保管していた車両は9両いたので、本当はもう1両収めたかったのですが、収まらなかった1両は別途どうするか考えます。