フランス国鉄RIO型客車の工作02-低い車高と台車の再現 ― 2021年04月29日 03:10
RIO型客車の特徴ともいうべきノッペリとした低い車体。
図面等参考資料は無く、仮にあったとしても鉄道模型としての実用に耐えられるか疑問がある中、車高をどこまで下げるか?悩みどころです。
考えたのが、元のキットの2段になっている車体裏面のリブの下側を削って、上側のリブで床板を固定することにしました。
床板は東急7000のものではなく、GM客車キットの、側面がストレートになっているものを切り継いで使用します。
その低い車体を支える独自構造の低い台車をどう再現するか。これも悩みどころです。
Wikipediaを見ながら、何か日本型で流用できるものはないか、カーブでの車体との干渉も考えた結果、GMの伊豆急TS台車の軸受上半分を切り落としたものを履かせることにしました。
実車の台車も、台車下部の低い位置に梁が横に走っていること、台車中央にボルスタアンカのような棒状のパーツが見られることから、当たらずとも遠からずの形状をしているようにも見えます。
フランス国鉄RIO型客車の工作01-構想と側板の試作 ― 2021年04月26日 03:15
次回作は・・・あまり肩の凝らない工作にしようと思い逡巡した結果、外国型のセミフリーで行くことにしました。
ニューヨークの地下鉄を作ろうと思い大量に仕入れたまま使い途が無くなった東急7000の側板。
これをもとにに、フランスのRIO型客車風を作ることにしました。
この客車は、フランスの普通列車で使われてきた低床客車で、3扉ステンレスの瀟洒な車体を持ちます。「世界の車窓から」等の映像作品で、機関車に押されて走る背の低い客車を見た方は多いと思われます。
またこの客車はフランスのCarel Fouché社で作られたものですが、このCarel Fouché社は、日本の東急車両も名を連ねるステンレス製鉄道車両のメーカー連合であるBudd Familyに名前を連ねております。そのため、東急7000系にも通じるオールステンレスの車体を持っております。
まずはテストも兼ねて東急7000系の側板を現物合わせで切り出します。
それを中間扉の部分で切継。思いつきで工作を始めた割には、車体長さも適度に伸びて、実車のような雰囲気が出てきました。
ドイツ鉄道218型ディーゼル機関車が入線しました ― 2021年03月14日 10:41
引越で模型関係の荷造りを進めている一方で、某ヤフオクで性懲りもなくドイツの車両をチマチマチェックしています。
今回は218型ディーゼル機関車を落札しました。実車は1960年代〜70年代の旧西ドイツ時代に大量生産されたものですが、機関車の老朽化に伴い現在では大部分が引退しております。
218型ディーゼル機関車の設計を元にした車両として、日本でもエンジンや変速機をライセンス生産したDD54型がいます。
模型はフライシュマン製の古い製品で、オークションでの落札価格は13,000と洋物の車両の割には安価で落札できました。
塗装は現行の明るい赤地に前面白帯の出立ですが、特急・急行列車から普通列車・貨物列車まで、何を牽かせても似合う機関車です。
客車の収納 ― 2021年01月05日 22:57
あけましておめでとうございます&2020年の走り納め ― 2021年01月01日 00:30
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたしますm(_ _)m
31日の午後はおせち料理の準備が早く終わってまるまる時間が空いたので、まずはモジュールの補修です。
一時期は処分する予定でメンテナンスを放置していた分岐モジュールはダブルスリップのポイント不転換が確認されましたので、ポイントマシンを購入して交換。
バラストまでがっつり固定したレイアウトモジュールですが、ポイント部分だけはメンテナンスを考慮して分解式にしておいて正解でした。
サクっとポイントを外してポイントマシンを交換。再度気持ち良いポイント切り替えに復元となりました。
そして、大晦日の暮れの運転納め。いつかヨーロッパに行ける日を夢見て、おうちで国境なき運転会です。
レイアウトモジュールを寝室に敷き詰めて、ヨーロッパの車両を線路に並べて、ひたすら運転・・・
今回は架線柱を建てずに(パンタグラフが引っかかる)、右側通行でドイツの車両を色々並べて運転です。まずは外回り線にBR143の牽く青白塗装のインターレギオ、内回り線はBR425の各駅停車を出しました。
内回り線の車両を、BR103の牽く混色インターシティに交換、ドイツの幹線の雰囲気を存分に味わいます。
さらに外回線の車両を、BR111が牽く2階建客車の快速列車に交換、雪景色に赤や青の原色の列車が似合います。
脱線や車両連結の解放が頻発した30日の運転とは異なり、終始安定した走りを魅せてくれました。
このまま北斗星を走らせて、激動の2020年は暮れていきました。


















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