那珂川清流鉄道に行ってきました ― 2025年01月19日 18:09
昨日・今日とCKCモデラーズ倶楽部の新年会で、栃木県那須烏山市にある「那珂川清流鉄道」に行ってきました。
ここは、オーナーさんの趣味で、日本各地にある専用線の機関車や貨車・客車・気動車を集めて展示している施設です。
しかし、18日土曜日、受付には誰もおらず「休館」のお知らせが貼られているだけ。清流鉄道の事務室を覗いてみましたが、こちらも誰もおらず。指定された電話番号に電話をかけても誰も出ません。
隣接する葬祭会館(清流鉄道のオーナーさんの本業)は葬儀の真っ最中で声をかけにくく、結局入場は諦めて撤退しました。
その代わりに、19日に予定していた宇都宮ライトレールの試乗を繰り上げて18日に実施。パーク&ライドの設備がある飛山城跡駅に向かいました。
電車は12分おきに走っていることから待つ事もなく宇都宮駅行きに乗車。片道20分ほどの乗車体験を往復分堪能しました。
その後、「日本三大美肌の湯」として有名なさくら市の喜連川温泉に向かい、道の駅併設の日帰り温泉で一風呂浴びます。
まだ午後4時で日が高いですが、やることがなくなったので、スーパーに寄ってから今晩の宿(ホテルかつらぎ)に向かいました。
宿に着いたら早速宴会開始w
いつの間にか部屋には線路が敷かれ運転会が始まっていました。
そのまま夜が更けていきます・・・
明けて19日、改めて那珂川清流鉄道に向かい、隣接する葬儀式場で入場料を払って入場。
まずはブルートレイン「北陸」で使用された14系寝台客車が迎えてくれます。
ここの展示の白眉は、各地の専用線や軽便鉄道から集めてきた小型機関車。
鉄道模型趣味誌の紙上でしかお目にかかったことのない酒井重工や加藤製作所の機関車が目を惹きます。
ただ残念なのは解説の類がほとんど無く、「分かる」人と一緒に来ないとその車両がどんな車両なのか判然としないところ。鉄道マニア歴40年を優に超える自分でも、その車両な何なのか分からないものが多かったです。
そんな中で一目で分かった、烏山線の気動車。
この他にも名鉄の北アルプス号気動車などが保管されていました。
あとは北陸の尾小屋鉄道と呼ばれる簡易鉄道の機関車も保存されていました。
大変貴重な展示を見ることができて眼福です。この展示がいつまでも続くことを願って止みません。
そんなわけで新年会は無事終了。2025年が始まりました。
トップナンバーとステンレス車 ― 2025年01月18日 01:06
ある日、平日午後に休みを取って医者に通院していた時(このトシになると各所ガタが来るのです)、たまたま見かけたさいたま新都心駅に停まっていたタンク貨車。
よく見たらタンクがステンレス製のタキ143645ではないですか。
ちょっと嬉しくなりホームに降りてより近い位置で実車を見た時。
(つд⊂)ゴシゴシ(;゚Д゚) …!?
タキ43000のトップナンバーではないですか!
1967年製造で御歳58歳。デビュー当時はSLや旧型電機に牽かれていた、日本の鉄道車両の中でも長寿を誇る車両です。あぁ有り難や有り難や。
病院で結構待たされて次の予定に間に合うかヤキモキしていたのですが、待たされたおかげでいいもの拝ませていただきました。
今日のお出かけ ― 2023年05月03日 20:59
始まりました黄金週間。
今日は西の方に乗り鉄してきました。
まずはじめは今年3月に開業したばかりの相鉄東急直通線。湘南台行きの急行電車に乗ります。
乗った印象は、新綱島〜新横浜間で地下線があたかも立体交差をしているかのように深いところを走っていること、新横浜でイベントがあるようで列車が混雑していたことでした。
新横浜から八王子に抜けて、気になっていた美容室で髪の毛を切ってもらってから、京王線の特急で都区内に戻ります。
その後、秋葉原で買い物をします。
最後は新橋の立ち飲み屋で一杯決めました。
今日買った買い物の成果はこんな感じ。
今回の115系のパーツ(ジャンパ栓とタイフォン蓋)と、次回作に使うパーツ(ベンチレータと台車)です。
年度末に103系を追う(2)ー興奮の明石支所103系見学ツアー ― 2023年03月12日 16:50
さて、翌朝。今回の旅行の主目的、明石支所103系見学ツアーに行ってきました。
和田岬線103系も今月18日のダイヤ改正での引退が発表され、いよいよ原型のスタイルを残す車両が全車引退することになります。そのような中で、103系の所属する車庫である網干総合車両センター明石支所で、車庫内で実車を細かく観察できるツアーが発売されました。
自分が物心ついた時から側におり、自分を鉄道趣味の世界に引き込んだ103系電車。その詳細が観察できるとあって、声がかかった時二つ返事で参加の希望を出しました。
神戸市内から電車で30分近く走った西明石。ここの車庫に103系がいます。
まずは車庫の片隅で103系を置き換えることになる207系6両編成に見送られながら車庫に入ります。
まずは事務所に入り、注意事項を聞き103系の紹介ビデオを見ます。
その後、研修庫内の103系電車とご対面。
実車は和田岬線電化記念のヘッドマークをつけ、塵一つなく磨き上げられていました。
電車を動かす電力を司どる主制御器。実車はモハ103-389とモハ103-397とで異なる機器が搭載されています。
モハ103-389は写真右側の制御部が原型のカム軸式になっているのに対し、モハ103-397は制御部が無接点制御になっている(後年換装された?)など、細かい点で異なっています。
こちらは103系電車が発車する時、ドアが閉まるのとほぼ同時に鳴る「バシュッ」という音。この音は応荷重装置といい乗客の量に関わらずブレーキ力を一定にする装置です。
他の通勤型電車は空気バネに付属する部品であるため、103系ならではの個性的な部品です。
その他、ここでは紹介できないくらい多くの部品の写真を撮りました。
車内には「103系が引退します」の広告ポスターが一面に貼られていました。
最近は引退時の混乱を避けることから事前の告知なく車両を引退させる「サイレント引退」が主流になっていますが、和田岬線の103系については事前に告知がなされ、103系ファンとしてもかの形式へのリスペクトが感じられる好印象な告知であるように思われます。
最後に下り側先頭部で1枚公式記念写真をパチリ。
近頃この手の有料撮影会等のイベントが数多く開催されている状況ですが、初めてそのような有料撮影会に参加しました。しかしながらその感想は当初の想定を上回る感動的なものであり、自分の鉄道マニア人生にとっても大事な1ページとなりました。
興奮の明石支所103系ツアーを終え、昼食を摂って帰京。
帰りに乗ったひかり号はN700S系の第1編成でした。
今回イベントを主催したJR西日本明石支所の皆様、日本旅行の皆様、遠路はるばる誘っていただいたK氏、同じく遠路はるばる同行いただいたT氏の皆様、本日は素敵な体験をありがとうございました!
年度末に103系を追う(1)ー播但線編 ― 2023年03月11日 23:59
予告に挙げました通り、年度末で大変疲れていましたが、お誘いをいただきましたので、103系電車の幻影を追って、兵庫県に出かけてきました。
本当は今日の午前中も和田岬線に出入りする103系に乗らないか?とお誘いをいただいていたのですが、無理してはしゃいで週末以降の仕事に差し障りが出るのも本末転倒。
「葬式」騒ぎでごった返しているであろう和田岬線はパスしてゆっくりひかり号で神戸入りします。
普段は東京〜大阪はのぞみ号で移動することが多いのですが、こういう機会でないとひかり号を使う機会もないだろうと思い、のんびりと新神戸入り。途中5本ののぞみ号に抜かれました。
車内でゆっくりとブランチ、新幹線の旅のお供はいつもの「30品目バランス弁当」です。
これが安くてオカズの種類が多く酒のつまみになるので、いつも愛用しております。
神戸では所用がある谷上に立ち寄り、私鉄経由で姫路を目指します。
まずは神戸電鉄。「ウルトラマン電車」の愛称もある古参の3000系電車が来ましたので、これに乗って新開地まで移動。
途中、鵯越えの急勾配区間を通過していきます。
電車は電気制動を効かせながら軽やかに50パーミルの急勾配を下っていきます。
終点の新開地で山陽電鉄の直通特急に乗り換え。
山陽電鉄生え抜きの5000系電車が来ました。
途中、JR山陽本線との並走区間を、山肌に沿って走りますが、速度は山陽本線の新快速の方が速い模様。。。
急ぐ旅でもないのでのんびり姫路を目指します。
姫路着。ここで今回旅行のお誘いをいただいた鉄研先輩のK氏と合流し、お目当ての播但線に乗り換えます。
播但線といえば姫路と和田山を結ぶローカル線のイメージがありますが、途中の寺前までは103系電車を使った都市近郊路線に模様替えしております。本数も1時間に2〜3本あり、大変便利になっています。
で、お目当ての103系に乗車。まだこちらは「葬式」騒ぎも始まっておらずのんびりと楽しむことができます。
こちらの103系は全て電動車なので加減速の出足も良く、途中最高95km/hまで飛ばす区間も見られ、なかなか乗り味鋭い電車でした。ちなみに姫路〜寺前間で50分以上かかります。
神戸に戻り、遠路はるばる来ていただいたやはり鉄研先輩のT氏と合流。居酒屋で三人で乾杯をします。
この後、南京町も散策し2次会もいきましたが、連日の仕事の疲れがピークに達したので3次会は辞退し宿に戻りました。。。
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