杉の木(分岐モジュール24)2009年05月12日 23:59

Nゲージの杉の木

いま作っている分岐モジュールは、栃木の下今市をイメージして作っています。今市といえば、日光杉並木が走る鹿沼から日光に至る「例幣使街道」の通り道であり、電車に乗っていても杉の大木が鬱蒼と生い茂っているところを通ります。

リンク先の写真の通り、下今市駅周辺には杉の木はあまり生えていない(写真2のように、日光線と鬼怒川線の分岐に1本だけ生えている)のですが、何となく日光線チックな風景を再現したくて沿線に杉の木を植えることにしました。

とはいっても、実物のように長い樹齢を誇る高〜い杉の木を植えるのはお金がかかる上に高さ方向に制約があるモジュールの収納にも支障を来すため、市販の一般的な杉の木を植樹。

元気と時間があれば自作して安く納めたいところですが、両方とも不足しているため市販品を使用。
目立たない所にはKATOが輸入している針葉樹(高さ・中)を植えることにします。葉ぶりを不揃いに切って玩具っぽさを無くすようにします(写真右上)。

目立つところには、トミーテックの樹木コレクション「杉」で作った杉の木を植えます。ただし葉は付属のフォーリッジ(スポンジ塊)ではなく、もうすこし色が濃いコースターフ(スポンジ粒、ウッドランドシーニックスのダークグリーン)とKATO針葉樹の葉の切り屑を混ぜたものをまぶしました(写真左下)。
なお、一部はKATOの樹木にあわせた低い杉の木にしたかったため、組立を一ひねり。この製品は6~7個の幹・枝パーツをツナギ合わせて1本の高い木を作る構成になっていますが、2〜3個間引いて組立てたうえ、間引いたものだけでも低い杉の木(間引いたパーツで作る杉の木は、枝を反対方向にねじり曲げて表現する。テッペンのスキマは切り屑の枝を突っ込んで塞ぐ)を作り、説明書通りに作ると1本分の材料で2本の低い杉の木を作りました。