ドイツ風急行客車〜ドイツといったら暗緑色だよね〜 ― ― 2011年07月09日 16:00
平日だと帰宅後の工作モチベーションが保てず、どうしても鉄道模型弄りは休日のみになってしまいます。
5月に「まだ車体仕上げ(一体何ヶ月かかってるんだ?とお叱りを受けそうです」と書きましたが、2ヶ月経っても状況はあまり変わってません。仕上げ切れない凹凸を無くす作業を地道に繰り返しております。
その中でも、今日はテールライトの孔を車体に開けました(写真上)。ネット上に転がっていた実車(Bimz259)の写真にスケールを充て、それっぽい寸法の位置に1.5mm径の孔を途中まで空けます。当然開ききっていない孔は凹状のままですが、このまま塗装すれば「テールライトの電球・周囲の灯具」に見えない事もありません。
ちなみにこの実車写真、よくよく見てみたら赤白の「DB(ドイツ連邦鉄道)」マークでも「DB(ドイツ鉄道株式会社)」マークでも無く、黒で「DR」と書いてあります。つまり旧東ドイツ国鉄所属。Bimz259自体東ドイツ製の車両をベースに改造していますが、どうしてもこの爽やかな塗色と東ドイツとが結びつきません。
で、車体の仕上げ残しを確認するため、車体全体にジャーマングレー(Mr.カラー#40)を吹きます(写真下)。グレーというより暗緑色ですが・・・・なんか戦前から戦後の東ドイツを連想させる、重厚な色合いですね。これはこれで好ましいかも。。。
ドイツ風急行客車〜車端部の工作〜 ― 2011年07月10日 23:59
関東地方も梅雨明けましたね〜。個人的には暑い夏は嫌いではないのですが、節電関係のモロモロに気を遣わなければならない今年は、ちょっと心配です。
そんな休日、朝早い時間に久々に車を洗ったらそれだけで満足、ビール呑んで寝てました。
夕方起きて若干の工作。扉廻りの工作です。近代型欧州型客車(JR681系改)は、後回しにしていた客用扉の工作です。
扉窓部分の寸法を適当に決め(自分は縦5mm×横4mmとしました)、それよりも若干大きい寸法で車体の窓部分に孔を空けます。
近代的なヨーロッパ型車両は、車体と扉とが「ツライチ」もしくはそれ以上に車体が出っ張っているプラグドア構造ですので、窓部分をマスキングしてしかるべき寸法(自分は縦14mm×横6mmとしました)に切り出した薄手の透明プラ板(窓部分はしかるべき寸法にマスキングします)を貼ります。
扉はこれで完成。
貫通幌は、実車はゴム輪製の幌です。今回の作例では既製の完成品(写真下)に近い、φ0.9mmの丸断面プラ棒を接着。接着剤が乾いた後にそれっぽい寸法に切り出して貫通幌を作る事にしました。
死ぬ程嫌いだが、無いと死んじゃう〜「震災後」のジレンマと私見について〜 ― 2011年07月11日 20:40
今日は7月11日。東日本大震災の発災から丁度4ヶ月経ちました。
あれから4ヶ月、「死ぬ程嫌いだが無いと死んじゃう」という問題が重くのしかかっているように私は考えます。
「死ぬ程嫌いだが無いと死んじゃう」。一般化し過ぎた表現であり、より具体的に言うと。
「福島第一原子力発電所事故が明らかにした、原子力エネルギーが抱える致命的な問題点」と「ぶっちゃけ総理大臣菅直人があまりにもアレ過ぎる件」。どちらも、今の日本が抱える極めて大きな「癌細胞」だと思います。
その「癌細胞」に対する世の中の捉え方に「あれ?」と思います。すごい怖いですが、「世の中の空気を読まず、自分の捉え方」について今日は記事をアップしmす。
「それでも原子力発電所は当面必要だし。それでも菅直人は当面必要」。嫌いだからといって簡単に無くすと立ち行かなくなる。無くすのなら適正な代替案が必要だし、代替案無しで無くそうとすると国を危うくする。
何故?
例えば原子力発電所。確かに原子力発電所は、事故発生時のリスクが取り返しが付かないくらい大きく、無くせるものなら無くしてしまいたいと思います。いまの日本の狭い国土で運用し続ける事自体が、「異物を自分の体内で飼っている」くらい気持ち悪い。
しかしながら、いまの日本の産業体制を考えると(言い換えると、日本人が元気に活動して、復興の原資とか活力とかを考えると)、 向こう数十年の間は「モノを生産して世界に売っていく」体制に頼るのが一番確実だと考えています。
その「生産」の原資となるエネルギー。原子力発電所はあんな事になってしまいまいたが、それでもある程度安定して大量のエネルギーを供給しつ続けられる実績があります。
それを否定し、代替エネルギーの方針「いつ、どれだけのエネルギーを供給して日本を食わせていくか?」が具体的に示されない(いまの「脱原発運動」を見ていても、その辺で説得力ある説明が全くなされていないように思います)限り、「性急な脱原発」の流れに身を委ねる事はリスクが大き過ぎると私は考えます。
「復興を支える日本」も倒れたら、復興など叶わない。
例えば総理大臣菅直人。彼の振るまいは日本人のモラルからみれば許し難いです。はっきり言うと醜い
しかしながら野党および与党内の反対勢力。彼らは菅直人の危うい地位を簡単にどうにか出来る立場にありながら、「じゃあ具体的にどういう体制を作ってポスト菅直人を処理する?」が一向に見えません。
いまの日本の国情を考えると、ある程度安定した指揮執行体制が必要に思いますが、反対勢力は各論に踏み込んできません。
であれば、上に論じた原発の問題同様「無くなった後具体的にどうする?」が真剣に練られてすぐ執行出来る体制がない(谷垣も安倍も小沢も石破も鳩山兄弟も、そして多くの評論者も「ポスト菅直人」の『具体的』な動きを出さない。
苦しいけど「やめろ」だけの動きには賛同できない。「やめた後どうする?」が先に話題となるべき。そのあたりが詰められるまで、私は簡単に「菅直人ヤメロ」と言いたくないです。嫌でも向こう数ヶ月は「モラルの無い醜い、でもふてぶてしく安定した体制」を支持せざるを得ません。すっごい嫌だけど。
「死ぬ程嫌いだけど・・・無いと死んじゃう」
この中毒症状を緩和する薬は簡単にはありません。しかし、嫌いだからといって簡単に除去すると死んでしまう。
であれば、私たちのとる行動は2つ「無くなった後具体的にどうするか?を煮詰める事」「煮詰まるまでは死ぬほど嫌いだけど致命傷を喰らわないよう付き合って行く事」ではないでしょうか。。
その道のりはすごく辛いし苦しいと思います。でもこれを凌いで対応すれば、私たちはもっと逞しくなれる。そう考えます。
小ジャガイモの工作 ― 2011年07月14日 20:45
梅雨も明けて毎日暑いですね。
最近は仕事は早く終わるのですが、帰ってきたらグッタリしてしまい、模型工作は全く捗っていません。心身ともに低調なのかもしれないです。
で、職場で小ジャガイモを作っている人が土付きのジャガイモを配っておりましたので、ありがたく戴いてきました。当面のカロリー源です。
最初に戴いた半量は茹でて、残り半分は陰干しにして乾かします。茹でたのは冷蔵庫に入れ、日もちしませんので夕食・朝食でいただきます。今日は同じく夏野菜の入荷があったタマネギ・キヌサヤと炒めてジャーマンポテト風にしました。乾かした方はもう少し日もちしそうです。
やっぱり季節のものは、ハウスものとは違う滋味がありますね。
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