初冬の秋田旅行その4〜マチナカエレジー ― 2013年12月18日 00:51
前回の続き、目当ての78号車は午後まで動かないのですが、他で237号車(日産ディーゼルP-U33K)が湯沢市郊外の病院行き路線で稼働する、との事なので、乗ってみました。
いまも全国で現役で走っている、現行モデル感漂う車両ですが、このコももう製造されて25年経つ超低年式車です。。。
乗ったバスの路線は、湯沢市の市街地を巡回して、10分ほど走ったイオンモールを経由して、さらに10分近く走った丘の上にある雄勝総合病院まで走る路線です。
この路線の主要な目的地である、湯沢市郊外のイオンモールです。ここで、10人くらいのお客が降りて行きました。
モール内は電気屋や食堂など、日常の買い物からちょっとしたものまで、普通の生活をしていれば手に入らないものは無い程度に揃います。
モール単体で言えば、ちょっと昔の地方都市よりも多くのモノや情報が手に入り、より退屈しないバラエティある生活が送れる。この感覚は地方で生活する上で、都会の人よりも重要な意味を持つように思います。
もっというと、自分が住んでいた北関東は2時間程度電車に揺られれば日本最大の集積地たる東京にアクセスできることも考えれば、全国地方都市でショッピングモールが整備されたことのインパクト/有難みは大きいようにと思います。
しかし、病院も土地が手に入り易い郊外に移転して、人の集まる舞台が悉く郊外に移ってしまっています。バス路線も、郊外の病院発着便が多くあります。
それに取り残された、もとからあった湯沢の市街地は寂しかったです。
バス路線で市街地住まいの住民を郊外の施設に運ぶ街づくりは、やはり無駄が多いように思えます。
これらの施設は、鉄道やバスなどの公共交通機関よりもむしろ自家用車で来る人が多いように思えますが、これら日常の生活を維持するための設備を郊外に配置して良いのか、今は良いとしても、ても将来自家用車もバス路線も維持できなくなった状況が来ないとも限らず、すごく心配になってきました。
その後、昼食を写真店から転業した蕎麦屋でいただき(自分は朝食を食べ過ぎたためオニギリ1個だけ・・・)、奥羽本線の電車で大曲に移動しました。
角館に行く途中の大曲で乗り換えましたが、乗り換え時間があるため街に出てみました。
大曲は、市街地の真ん中に人が集まる病院があります。この方がやっぱりシックリ来る。無駄が無い。。。。
そんなことを湯沢・大曲のマチナカで感じました。
ちょっといろんな事を考え過ぎて頭が疲れてきたので、まだ昼でしたがエキナカでやっていた物産展で売っていたワインで一息入れました。(結局呑むんかい。。。)
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