夏の終わりの東伊豆汽車旅(1日目その1)50周年の新幹線2014年09月06日 23:59


前の日の職場での完徹から始まった今回の旅行。始発の東北線で東京に出てから、東海道新幹線に乗り換えます。
ちょうど今年は新幹線開業50周年でもあり、少しでいいから新幹線に乗ってみたい、という気持ちもありましたので、ちょうど良い機会です。

今回乗ったのは、写真左側の700系新幹線。登場当時はカモノハシ風のユーモラスなデザインで一目を引いたこの車両ですが、登場してから15年が経ち、初期車が次々と引退しつつあります。登場当時の「のぞみ」からは既に引退し、「ひかり」「こだま」で使用されています。
そういえば、700系新幹線の車体横に大書された「AMBITIOUS JAPAN」キャンペーンが全国でブームを巻き起こしたのも、つい昨日の出来事のような感覚でいましたが、もう10年前の出来事です。

新幹線の導入に尽力した十河国鉄総裁のレリーフに見送られながら発車する「のぞみ」を見送ってから、小走りで隣のホームに向かい「こだま」に乗車。
乗った車両は15号車の喫煙車。昔は車内でタバコを吸えるのが当たり前だったのですが、時代の流れにより、今では東海道新幹線と夜行列車以外は全面禁煙になっています。普段タバコを吸う習慣はないですが、今回はわざわざタバコとライターを購入、新幹線開業当時を少し思いながら「吸い鉄」を堪能します。
いろいろと体に悪いですし、車内はヤニ臭いですが、昔はこれが当たり前だったのでしょうか?

車内にも東海道新幹線開業50周年記念のステッカーが貼ってありました。

新幹線は別料金がかかるので、伊豆急乗り換えの熱海ではなくその手前の小田原で乗り換え。ここからは東海道線の鈍行でも、最初に決めた待ち合わせ時間に十分間に合います。
相模灘の海を見ながらのんびり熱海入りしました。

【おまけ】
今回伊豆方面に行くのに使った「南伊豆フリー乗車券」は、東海道新幹線はほとんど使えず、その分は乗車券を別途で購入するようになっています。別の会社が企画したきっぷであり、JR同士の連携の悪さも仕方が無いとは思うのですが。
何故か「東京−品川」は南伊豆フリー乗車券の乗車券分が有効になっています。些末なことに拘るマニアの本能を出し、写真のような切符の買い方(新幹線特急券は東京-小田原、乗車券は品川-小田原を購入)したら、ちゃんと改札を通りました。

利用者の立場に立てばあまり意味も無く、JR2社の立場に立てば取り扱いが煩雑になるだけの、誰も得をしない謎制度ですが、何かあったのでしょうか。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
ひらがなで以下の8文字を入力してください
でいすいてつどう

コメント:

トラックバック