関鉄のゼロ08-完成しました ― 2016年10月10日 21:09
今から約30年強、下館駅の数本の線路向かい越しに見てた関東鉄道常総線。いつもなら広告丸出しのちょっと垢抜けない車両群が出入りしていました。
そんな中、スッキリとした側面に整った両開き扉と前面方向幕も眩しい新車「キハ0」が出てきました。クーラーも無く、実態は国鉄キハ20の廃車発生品を多用していたものの、当時の国電に肩を並べる「新車」に、そのまま取手で国電に直結して東京まで直結する幻想を、小学生に抱かせるには十分な出立でした。
構想数十年、製作1ヶ月。
鉄道コレクション関東鉄道キハ310に便乗した、関東鉄道キハ0原型が完成しました。
前面方向幕周りにHゴムを表現したくなり、今更ながら試行錯誤した結果、トレジャータウンの方向幕(細い方)を取り付け。正面のみ再塗装が必要になりますが、もうやるっきゃないです。。。
前面のナンバー入れ。
直にインレタを貼ろうとして塗装ごと剥がれたので、今回はクリアデカールにナンバーを転写してスライドさせます。あわせてデカール貼りで表現する検査表記もこのタイミングで転写。
もちろん(?)番号は007(!)+008の2両です。
前面の方向幕は偶数車キハ008はグレーのポスカでゴム部を塗ります。
完成です。
行き先は片方ずつ「取手」「下館」にしました。
これで昭和末期から平成初めの、通勤輸送に過剰適応した魑魅魍魎なDC軍団と一緒にして遊べます。
今思えば、オデコの切継はトレジャータウンのパーツを使えば作業不要でした。
それも含め、作ってみなければ分からない、いい思い出です。
※今後も関東鉄道グループの各気動車は少しずつ作り続けそうですので、新カテゴリー「関東鉄道(グループ)の工作」を設けました。
●関鉄のゼロ(キハ007+キハ008)製作記事目次
関東鉄道キハ755と101の小加工 ― 2016年10月11日 18:01
キハ0原型のついでに、旧作の関東鉄道キハ755とキハ101も補修しました。
キハ755は窓ガラスを全て外して、洗って色入れ直して木工ボンドで再接着。
車体にヤレが目立ち、そろそろ大規模な車体補修が必要です。
欠品だったテールライトは、大量に買って使い切れない1ミリ径の光ファイバーを軽く炙って、先端を赤マジックで塗って再現。。。とは言っても写真では分かりづらいですが、写真の指先に赤く光る物体がそれです。
一方、キハ101とキハ35は自宅に余っていたアンテナを取付。
また、キハ101は前面方向幕にステッカーを貼り付け。「快速下館」にしました。
500円でお釣りがくる堅いジオラマベース07〜舗装用・カーブ用 ― 2016年10月12日 07:22
1枚、MDF合板が余った(サイズと反りの検討のため、450×300mmの合板を仕入れ、表面にサーフェーサを吹いたものの使わなくなった)ので、道路を印刷した紙を貼り付けて園長用ジオラマベースを作ります。
ただ作ってみて薄々思ったのですが、これもHOにも転用できるのですが、これをHOに転用する場合、区画線(道路上の点線)がスケールになっておらず、少し悩ましいです(Nゲージサイズで道路構造令に合うように作っています)。
引き続きカーブ用ジオラマベース。
こちらは、設置するレール寸法がよく分からない(ユニトラックのカント付きレールですが生憎うちはトミー派)ため、カーブは現地現物合わせで切ることにします。
そのため、去年まで使っていた「貼れるボード」と呼ばれる粘着式スチレンボードを使用。
建物を固定しなければ、そこそこの強度は確保できそうです。
「レール寸法はよく分からない」と言っても、何も目印無しでは、設営作業時の負担が大きくなりますので、とりあえずユニトラックカント付きカーブ線路(R381+415)に合わせて罫書き、内側と外側とで舗装印刷の目地を90度転回させてグレーを印刷します。
また、カーブ内側にはダイソーのカーペットを敷きました。最初100均のフェルトを貼ろうとしていましたが、やはりカーペットの方が実感的です。
そんな訳で、今回工作した3枚を並べてみます。
さすがにここまで作れば、作った建物は十分に収まるでしょう。
500円でお釣りがくる堅いジオラマベース08〜交差点を少し弄ってみました ― 2016年10月14日 07:40
今回作った市街地用のジオラマベースは、道路の位置の設定が良くなくて、道路が手前に来すぎて建物を置けなくなり、その結果、手前には中途半端なスペースが余ってしまいました。
そのまま舗装の状態で完成させるか迷いましたが、やはり少し間が抜けますので、帰って来てからちょっと工作。
田畑の表現に使った「床用吸着シート(ベージュ)」を使って畑風に仕上げます。
実は、この作業中に水を垂らしてしまい、ベースはプリンタで印刷しただけなのでインクが滲んでしまい、補修をしなければならくなりなりました。
補修を兼ねて、気になった点をもう1つ補修。
今作ってる交差点ジオラマには、「バスが左折すると停止線と干渉する」お巡りさん激おこな不備があります。些細な事ですが本業にも関わる事でモヤモヤするのは厭なので、この機会に停止線も本来の位置に引き直しました。
あるべき停止線の位置をエクセル上で書き直し、改めて印刷。
そのあと所定寸法に切って貼り付けます。
たったこれだけですが、ちょっとリアルになりました。
本当は、こういう整備された道路の停止線は、右折部分のみ後退させた停止線は引かない(警察は基本的に全部所定位置に引くよう指導します)けど、この方が見た目が面白いからいいか。。。。(適当警察の出番)
超激安!ダイソーレールで作るHOスケールの駅 ― 2016年10月15日 18:13
金曜日の午後、早帰りして時間があったので、HOゲージにちょうど使えるダイソーの100円電車用のストラクチャーのホームを加工します。
シリーズは100円ショップダイソーの「プチ電車シリーズ」で製品化されているもの。
プラレールと互換性のありそうな電車のおもちゃですが、なんとなくOOゲージからHOゲージのサイズ(1/76〜1/87)に合っていそうですので、なかなか安価な完成品が出回らないHOゲージのストラクチャーに転用している人も多いと思います。
今回はこれを、市中で買える製品を使って、できるだけ安直かつ安価に、HOゲージ鉄道模型のストラクチャーとしてしようできるようにします。
先端が斜めになっている部分を切って中間に入れられるようにする(切った跡に突っかい棒になる内張を足しておかないと変形します)とともに、ストーン調塗料などを使って再塗装。
プライマー等で下地を作った後(とにかく塗料の乗りが悪い軟質プラスチックに向いたプライマーは要研究です。今回は手持ちの金属用メタルプライマーを使用)屋根はガルグレー、柱はライトブラウンを缶スプレーで吹き、最後にベンチをスカイブルーで筆塗りします。
その結果こんな感じ。だいたい短縮したホーム1個分がHOゲージの私鉄電車1両分、高さはHOゲージの組線路を使えばちょうど良い高さになりそうです(自分はHOゲージの線路を持っていないため、Nゲージの線路を2個並べて代用)。
こんな感じで、スプレー塗料含めて材料代の原価で3000円未満(そのほとんどがスプレー代で、工作後もスプレーは大部分余ります)で、実用的なHOゲージの駅が作れます。
ソノマエニマズセンロヲソロエルベキデハナイノカネ。ソコマデナイノカネ。。。
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