「オタク市場」としての鉄道模型を考えてみる2014年12月09日 22:37

今日、「矢野経済研究所」が、『「オタク」市場に関する調査結果2014」』なるサマリーを公表し、多くのネットニュースで取り上げられました。
面白そうなので、帰りの電車で酒の肴にいろいろ考えてみました。

⚫︎鉄道模型市場の「小ささ」
2013年の鉄道模型の市場規模は前年度比1.1%増の88億円(国内出荷ベース)、プラモデル市場の約1/3、ボカロ市場やトイガン市場と同程度の規模です。
他のオタク市場が軒並み100億越えの市場を築いているところ、感覚的には思ったより少ない感がします。
何故か考えてみると・・・。
今回調査対象になったオタク16品目の中で、オタクにとって「中古」の価値がありそうで「中古品」市場が発達しているのに「出荷金額ベース」での統計にはそれが反映されない、という問題がありそうです(中古「出荷」としてカウントされていない、と妄想しています)。このへんを掴む統計が分からないの適当に発言すると、中古品を含めた鉄道模型市場は、100億に手が届きそうな気がします。
それでも、オタク16品目の中では下位グループですが。

ここまで書いたら電車が駅に着いてしまいました。続きはプレスリリースとにらめっこで考え中です。

(以下12/10加筆)
それにしても、「オンラインゲーム」の市場を「インターネットに接続しながらプレイできるゲーム」の売上高、としてカウントしているのは、「オタク市場」の母集団としていかがなものか感がします(「ケータイで遊べるスマホゲームを買った人」=他のオタク15品目に (*´Д`)ハァハァしている人、を同じ人数として数えていいの?的に)。