続・「オタク市場」としての鉄道模型を考えてみる〜支出編2014年12月10日 00:23

我が家の家計簿の一部晒します

昨日の「オタク市場」としての鉄道模型を考えてみるの続きです。

⚫︎1世帯あたりの鉄道模型への出費の「大きさ」
さらにこの調査結果を読み取ってみると、「オタク」と自認した人が各々趣味に年間どれだけ費用を突っ込んだか、アンケート調査より傾向が明らかになっています。
これで見ると、鉄道模型はオタク16品目の中で堂々の2位、年間47,330円を趣味に突っ込んでいる、という結果となりました。アンケート調査のサンプル数も77サンプルですので、おおむね妥当っぽい結果です。(※1)
 
え??これだけ?
オタクを自認する人でも、月あたり4000円しか鉄道模型に突っ込んでないのー???
それもアイドルオタクを除いて一番の投資額???
 
嘘だー!!!!!!
仮にもオタクを自認する層が、手取りを月あたり5000円も鉄道模型に突っ込んでない!とは、自分の経験上、考えにくいです。
もっと自分が知ってる鉄道模型ファンは、もっと鉄道模型に情熱を費やし、食費を削ってでも鉄道模型に費用を費やす・・・と思っていたので、ちょっと意外でした。(もっとも、この調査は複数回答ですので、項目毎の月あたりの趣味投資額=趣味に費やしているすべての額、という訳ではないのですが)

しかしながら、上の画像で「家計簿」っぽいものを晒していますが、我が家はどうなのでしょうか?月平均の4000円を気持ちよく上回る額(しかも画像は12月の家計簿、翌月小遣いからのの前借りが常態化しています)。
月による変動もありますが、これじゃあ「仕分け」されそうですが・・・・自分のQOLを保ち向こう数十年幸せな家庭を築く上でも、数十年の思いが詰まった、いままでのストックはお手柔らかにお願いしたいところです。


(以下、夜加筆)
今回の調査は、人がどれだけ趣味、それも「オタク市場」というコアな趣味に小遣いを投じているか、ということが明らかにした、という点で貴重な知見が得られた、と考えています。
あと、「平均値」が示されたことで、趣味カテゴリー毎に予算を管理する有用な参考値を把握することができました。
ただ、サマリーだけでは分かりにくい点もあり、報告書を入手して、属性毎のクロス集計結果や相関分析など、鉄道模型を含む「オタク市場」をより細かく分析して知りたい衝動に駆られます。
しかしそのためには、鉄道模型趣味3年分の費用(税別12万円)を、肝心の模型とは別に用意しなければならない、という本末転倒…
※1:無作為抽出のサンプルは100あれば対象を概ね正確にサンプルしている、と聞いたことがあります。