EF75とEF81-300入線 ― 2024年08月03日 06:27
今週某日、仕事が終わってから、東武東上線の川越特急に乗って都内に直行しました。
都内に出て、半年前から予約してあったトミックスのED75とEF81-300を身請けしてきました。このほど発売された「寝台特急ゆうづる」を牽く機関車です。
それにしてもNゲージの機関車も随分高くなったものです。昔(30年以上前)は定価5000円でお釣りが来たのに、今はその倍の価格。各部の作り分けやプロポーションが良くなったので仕方のない面もあるのでしょうが。
EF81-300は旧製品も持っているため比較。全体的なプロポーションはパッと見あまり変わっていないようですが、前面手すりが別体になっている他、各部がちゃんと国鉄時代の仕様になっています。
吊るし状態で暫しニヨニヨしたら入線整備。
付属パーツ(ナンバー、前面手すり、ダミーカプラー、信号炎管、ホイッスル、常磐無線アンテナ)を付けるのと合わせて、屋上機器とED75室内に色入れをします。
碍子は艶消しホワイトに、パンタグラフスリ板と屋上配線はダークコッパーに、ED75室内は艶消しブラックに塗ります。
ED75は後年貨物会社に移籍して遅くまで活躍した1033号機(この後JRマークと無線アンテナを付けます)、EF81は301号機としました。
複雑な屋根上が引き立ち、惚れ惚れしてきます。
富山タイプ特急電車の工作12-床下・台車の工作 ― 2024年08月04日 06:11
床下は、平成の新車らしくVVVF制御の設定としました。
富山地鉄の従来の取引実態から、この新車も機器メーカーは東洋電機製だろうと考え、これに近い(3連の素子冷却部が並んで付いている)床下機器のストック品として、GMのVVVF(E)床下機器を切って貼り付けました。
(ちなみに、どうもこの床下機器、日立の1C4M(東急9000)用っぽいですね。東洋はもうちょっと素子冷却部が長細くて出っ張っています)。
台車は、平成の新車っぽくかつ懐事情の厳しい地方私鉄っぽさを魅せるべく、1980年代に台車を新調した14790・14780の廃車発生品を流用したとの想定で、日車ND707ボルスタレス台車を履かせました。台車と床下機器にはクレオス32番グレーを吹きます。
台車流用元の14790には、昭和の名車らしく、台車交換前に履いていたNP-4を履かせておきます。
そのあと、塗装ブースが出ているついでに、車体にインレタ・デカール保護のクリアーを吹きました。
まず屋根に艶消しクリアーを吹き、屋根とクハの窓周りブラック部をマスキングし、テカテカの艶ありクリアーを吹きました。
乾燥後マスキングを剥がし、試しに窓ガラスを嵌めてみると、窓周りの表現が違いますが両者で違和感を感じません。
快楽園30-ロープ柵の工作 ― 2024年08月07日 00:24
日曜日、塗装関係機材が出ているうちに、園路脇の、路外に逸脱しない用のロープ柵を作ります。
写真右側に写っている低い柵ですね。
ロープ柵の材料は逡巡した結果、津川洋行の危険防護柵を採用しました。
これを2つに切ります。
塗装はプライマーを塗って、全体をレッドブラウンに塗ってから、ケーブル部分を灰色9号に筆塗りしました。
塗料が乾いてから、これをロープ柵を園内の歩道に植えていきます。一部固いところは孔を開けてから、ラジオペンチでロープ柵をプスプス挿していきます。
実物は歩道の両側に植えて、園路と芝生とを完全に仕切っていますが、手持ち材料の関係でとりあえず園路の片側だけ設置しました。
オーバースケールでロープの撓みも再現されていませんが、設置してみるとこれでもなかなか実感的でいい感じです。
富山タイプ特急電車の工作13-仕上げと完成 ― 2024年08月10日 05:08
富山タイプの特急電車ですが、工作も最後の仕上げで、窓ガラスの取り付けです。
側面は元の681/683系はめ込み窓が付いて御機嫌ですので、その他の窓も極力はめ込み式で行きたいと思います。
運転台窓は111/115系キットのあまりを切って接着します。
前面窓は方向幕を貼ってから、エンドウの透明キャブロイド板を現物合わせで切断し、はめ込んで木工ボンドで固定します。
その後、前面にダミーカプラーとスカートを付けます。使ったパーツはジャンク箱から拾ってきた近鉄用です。これを前面下部に接着します。
かくして、富山地鉄タイプ自由形特急「20000系」の完成です。
あまり癖のないシンプルな外観ながら、2000年代に「私鉄有料特急」が新造されたらこんな感じになるのでは?が再現できた気がします。
短編成が似合うミニレイアウトでガンガン遊びたくなってきます。
【富山地鉄14710と自由形特急 まとめ(2024.4-8)】
⚫︎富山地方鉄道14710特急色
⚫︎富山地鉄タイプ自由形特急「20000系」
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