さよならインプレッサ・ファイナル(長野・山梨編)番外-見かけた鉄道・バス諸々2020年09月16日 01:10

ちょっと番外編。
旅行中見かけた鉄道・バス関係の諸々を紹介します。

旧丸子町役場に保存されている上田交通の電気機関車ED251です。可愛らしい凸型の電気機関車です。
上田交通は今では別所線のみの路線ですが、昔は丸子線や真田傍陽線と複数の路線を持っており、その名残でしょう。

諏訪湖畔で保存されるD51型蒸気機関車の824号機。中央東線というと電気機関車のイメージがありますが、甲府から先の電化は遅く、諏訪地方は昭和40年代まで蒸気機関車が使用されておりました。一部のマニアには有名な長野工場式の集煙装置も保存されております。

諏訪湖を望む立石公園から見た中央本線特急「あずさ号」です。あずさ号も全車新車に置きかわり、イメージが一新しました。

中央本線のローカル列車は青と緑の帯の211系電車が使用されております。上諏訪駅付近で撮影しました。このあたりの中央本線は、本線といえども単線で、模型のようでもあります。

打って変わってこちらはリニアモーターカーの実験線。実物は静岡を中心に色々騒がれているリニアモーターカーですが、山梨のこのあたりでは既に実験線が伸ばされており様々な実験が行われているであろう状況が伺えます。

一方、バス編。
こちらは、八ッ場ダムの水上バス。バスとは言っても船にタイヤがついたような構造になっており、6段の階段(というかタラップ?)を介して乗り降りようになっております。乗車(船?)料金は大人3500円とやや高めです。

草津バスターミナルを発車する東急の高速バス。
草津のバスといえば長野原草津口と草津を結ぶJRバスが有名ですが、万座・鹿沢口から発車する西武バスや軽井沢から昔の草軽電鉄のルートを辿って草津まで来る草軽交通バス、温泉街内をぐるりと廻るシャトルバスも出入りしています。

車山高原で停まっているアルピコ交通(諏訪バス)の路線バス。ツーステップの老朽車ですが、たいへん貴重なディーゼル電気ハイブリッド車両です。

人間ドックで宇都宮へ・・・2020年07月16日 16:37

今日は1年に1度の人間ドックで、人間ドックにかかりつけの病院がある宇都宮まで行ってきました。

この地の関東バスですが、赤とクリームのツートンカラーの旧型車も、だいぶ減ってきたように見えます。
写真の車は日産ディーゼルU-UA系でしょうか。

もう1台。こちらはいすゞキュービックです。
写真の2台はどちらも自社発注車でしょうか、ナンバーの数字から追うに、経年25年以上の老朽車です。

このほか、写真には撮れませんでしたが、京浜急行のスーパーワイドドア車も見かけました。

関西旅行(2019冬)おまけ(バス事情、その他諸々)2019年12月21日 10:57

楽しかった関西旅行ももう先週のことで、帰って来てから怒涛の1週間が過ぎてしまいました。来週以降も仕事が山積みです。
今でこそ家でへたばっていますが、先週の今頃は夢のような時間を過ごしていたことを思うと、時間が経つのの速さにびっくりしてしまっています。

さて、今回は関西旅行の最後に、本編に載せられなかったネタ編をアップします。
大学時代「西工の東限」として京都市バスに足繁く通ったこともあり、大好きだった京都市バス。デザインされた前面方向幕の文字も大きな特徴でしたが、とうとうこの地でもLED方向幕が搭載され始めました。
デザインというか見た目は従来のフィルム製方向幕とは変わりません。
これも時代の流れ・・・でしょうか。

一方、公営企業の中では古い車両が多く残っていた京都市バスでしたが、やはり寄る年波には勝てず、新造車の導入と老朽車の整理がだいぶ進んでおりました。
2000年〜2005年頃の量産車である排気ガス基準KL-規格車もあまり見かけなくなっており、写真のブルーリボンシティやV8エルガぐらいでした。
あとは車体の上物が同じ西工製のバスが向かいから走って来たとき、そのシャーシ・エンジンメーカーを前から見ただけで見分ける、くらいでしょうか、楽しんでやったのは。

一方の神戸市バスですが、撮った写真はこれだけ。
シティループと呼ばれる市内観光バスで、神戸交通振興と呼ばれる民間会社への委託便です。
普通の神戸市バスの写真は1台もなく、興味のなさがはっきり出てしまっています。

話はバスから地下鉄に変わります。
こちらは泊まったホテルに近い新大阪駅7番出入口。
新幹線との乗り換え口とは反対側の出入口で、利用する旅客もまばらhでひっそりと高架下に静まり返っておりますが、興味を持ったのはその造り。
ニューヨーク市営地下鉄風の高架路面モジュールで作った「Chaofan Street」駅に大変よく似た、高架線路と道路が直角に曲がり、高架線路の真下に駅があ流、駅の成り立ちをしています。
もちろんホームの造りが異なったり(新大阪駅は島式ホーム、作例は対面式ホーム)、高架の構造も異なったり(新大阪駅7番はコンクリート製)だったりしますが、とにもかくにもこのアングルを見て、完成した駅モジュールと同じ角度でハッとなったのは事実です。

こちらは2日目の夜、夕食を食べに行った大国町駅の一隅。
ちょうど顔認証式自動改札の試験機が置かれていました。
公共施設における顔認証も、空港の出入国ゲートのみならずこのような駅でも採用され始めているのを見ると、ちょっと薄気味悪い部分も含めて未来への足取りを進めていることを実感させられました。

以上、今年は色々頑張ったこともあり2回も長距離旅行に出られました。
来年もまた旅行に行けるよう、精々頑張りたいと思います。

関西旅行2019(2019.12.13-15)

ドタバタソウル紀行 '19-03 8/17AM-南大門・明洞と路線バス体験2019年08月18日 20:41

ソウル2日目は朝8時前に目が覚めました。まず朝食を食べに行きます。
日本であらかじめチェックしていた明洞北の浪漫食堂まで、ソウル市庁近くのホテルから歩いていきます。
そこでキムパプ(海苔巻き・写真上)をいただきます。日本の太巻き寿司とは異なり、米は酢飯ではなく、中にはそぼろ、野菜、チーズが入っております。
その他、スンデと呼ばれる腸詰みたいなもの(写真下)も注文。血と春雨を腸詰にしたもので見た目はグロテスクですが、食べれば見た目よりあっさりしており、美味しくいただきました。

その後、腹ごなしも兼ねて徒歩で南大門市場まで歩きます。
朝ということもあり人はあまりいませんでしたが、市場の通りを歩いているだけで、視覚だけでなく魚や香辛料など様々な食べ物の匂いが入り乱れており、五感に訴えかけてきます。ちょうど写真のあたりは魚売り場でしょうか。
通りを離れ、市場の雑踏の中に入ります。写真はカルチチョリム通りと呼ばれるタチウオの辛煮を出してくれる料理屋が、狭い中にひしめき合っております。ソウルでは、同じところに同じような業態の飲食店が集まる傾向があります。

その後明洞に向かい、家族の買い物に付き合います。概ね1〜2時間は歩き続けだったでしょうか。自分も洋服を購入するよう勧められましたが、特に欲しい洋服ななく、街中のキャラクター等をみて時間をつぶしました。

街中をずっと歩いていたので、途中で休憩時間を取り、ピンスと呼ばれるかき氷をいただきました。
きな粉がたっぷりかかっているミルク仕立てのかき氷は、大変美味しかったです。

明洞からは路線バスで昼食の店に向かいました。
ソウル市内の路線バスに乗ってみたかったことから、事前に日本で情報を集めて、家族に説明がつき旅程に組み込める工程を考えておりました。

ソウルでは、路線バスが市内交通の主役の一旦を担っておりますが、路線数が多すぎることや外国語案内の不足(路線情報が網羅されている外国語サイトや地図状のマップがない)から、外国人の旅行に使いやすいとは言えません。

今回の旅行でも日本であらかじめネットを使って、日本語で検索して分かる範囲で地下鉄の駅をショートカットする路線を調べました。その結果、今回使うことにしたのは、明洞〜イテウォン(地下鉄6号線の駅)間の移動で、地下鉄と異なり乗り換えなしで結ぶブルーバス421系統です。
明洞からイテウォン駅に421系統のバスで行くためには、明洞駅5番出口のバス停から9停留所目で降ります。
路線バスの車両は1つの路線に専用で使われ、路線番号が車体に書かれている他、バスの入口部分に路線番号が旗のように表示されております。車内にも韓国語と英語の路線案内が窓にシール貼りで表示されており、だいぶこれに助けられました。
路線バスの車内の様子です。
路線バスの運行はかなり荒く、日本とは異なり乗客が着席したのを確認せずに発車しますので、乗ったらすぐに手すりに捕まる等して、車内で転倒しないようにする必要があります。

ソウルでは、路線バスが名古屋の基幹バス、あるいは路面電車のように、道路の中央を通っている箇所もあり(バス専用の信号もある)、バスの速達性向上に役立っています。停留所も道路の真ん中にあり、横断歩道を渡って停留所にアクセスします。
バスの運行が路側の停車車両に左右されないこと、バスレーンの確保に効果的なことから、路線バスの速度向上に効果がある施策であり、日本でも車線中央のバスレーンをもっと多く導入してほしいものです。

途中、ソウル駅近くの南大門を通過。バスの中で写真を撮りましたが、門前では何かの儀式が行われております。
また、ソウル駅を跨ぐ高架道路は、歩行者用道路に転用されており、市民の観光スポットになっています。

北東北に進路を取れ'18-9_青森市営バスとの再会2018年08月23日 20:00

さてさて、青森といえば青森市営バス(違)です。
まずは四半世紀前に撮った写真(1994年春)。
現在運行されているものと同じ富士重+いすゞの長尺車ですが、車体は1世代古い5E型、エンジンも旧世代のものを搭載しております。色調も窓下の帯が山吹色と現在のものと少々異なっております。

青森にゆかりのある人生を送っている、大学先輩のK氏との縁で何度か青森市に遊びに行っているうちに、市内の道が広い国道を、マイカーに伍して高出力エンジンを廻して加速してゆく様に惹かれるようになって来ました。

今なお地方公営企業体(バスとか水道とかは、地方自治体営といえども独立採算です)を保つ青森市営バス、最近では経営改善の一環でどんどん新車が入り、懐かしいツーステップ車が減る一方にあります。

次は青森の奥座敷こと浅虫温泉で撮った1枚。
浅虫地区はほとんどワンステップ・ノンステップ車に統一されたとの情報もありますが、今回はたまたま旧型のツーステップ車が運行されておりました。
富士重工+いすゞの懐かしい組み合わせです。

一方こちらは今年入ったばかりの新車。当然ノンステップ車です。

青森市営バスといえば大型車を好んで導入する会社でしたが、ここ数年は中型車の導入が進んでおり、だいぶ小ぶりな顔を見ることも多くなって来ました。
写真上はいすゞ、下は三菱ふそうの中型バスです。

一方こちらは古いツーステップバス、青森市で好んで導入された、日野の大型・高出力車です。
同じ日野のナンバー1番違い。凍結防止剤の散布の影響で、車体下回りの錆びがだいぶ進行しております。
初めて青森の地を踏んでから四半世紀、当時新車で大量導入されたこの世代の車両も、いよいよ老朽化が進んで取り替えられつつあります。

一方、青森市内を出入りする長距離路線。
こちらはJRバス東北。ごくごくオーソドックスな新車です。

こちらは十和田観光電鉄のエアロバス標準床車。側面方向幕など路線バスならではの装備もあり、どこからどう流れ着いたのか分からないが、エアロバスとは結びつかないブルーリボンカラーを纏っており、大変ゲテモノな1台です。
こちらは下北交通の富士重7E車、日産ディーゼルのV8エンジンが大変勇ましい1台です。観光バスや自家用バスの出自のようで、こちらもかなりゲテモノっぽい要素があります。
そんなこんなで青森駅前を発着するバスを眺めて過ごしていました。
駅とホテルとの間の往復に青森市営バスはちょくちょく乗りましたが、願わくばもう1度国道を爆走する市営バスに乗りたかったところです。