大きい模型のストラクチャー01-帰りの電車のひつまぶし2015年12月05日 23:50

今日は仕事でした。これからしばらく土曜日も仕事に行く日が続きそうです。
気分転換に昼に抜け出して100均に行き、HOゲージのストラクチャーを楽に作れそうな材料を色々見繕ってきました。

先日の下館レイル倶楽部の公開展示で気になったのですが、HOゲージ、プラレールやダイソーレールのサイズに合った建物が、線路周り以外はほとんど製品化されていません。
そんな中、そこそこ見られる建物を量産して線路周りに散らかせるようにしておけば、、(下館レイル倶楽部など)HOゲージの運転会に参加する際、すごく重宝しそうです。
そこで、簡単な構造で壊れにくく持ち運びがしやすいながら、適度に実感的な建物を安く量産できるよう、考えてみたいと思います。工作はできなくとも、さすがに帰りの電車でそのくらいのことは考えられそうです。

考える際のオカズに、100均で売っている「ホビーケース」を買ってみました。これをベースに使った建物自作方法を考えてみようと思います。お座敷運転に使わない時は重ねて場所をとらずに収納するイメージです。 本当は、マトリョーシカのような入れ子構造にしまえるものがあれば、外壁にテーパーが付いておらずより実感的に見えると思うのですが、100均にはちょうどいい材料は売っていませんでした。

HOの駅と建物2015年11月19日 07:37

100均で買ってきた「プチ電車シリーズ」の駅と建物。大きさ的には、これを塗り直せれば激安でHOゲージの建物が出来るんじゃね? 
という訳で、Nゲージに比べてよりストラクチャー類の製品が少ないHOゲージ用に作ってみました。
今回は、ダイソーのプチ電車シリーズの「駅」2個と「車庫」1個を使用。これで材料代は税込み324円です。

駅はホームの端が斜めになっており、3個以上使うには加工が必要ですが、今回はテスト式要素が強いので2個を無加工で背中合わせで使用します。つなぎ目でわずかに隙間ができますが、気にならないくらいです。
車庫はプラレールの車庫みたいですが、見方によっては町工場にも見えます。

早速バラして手持ちの缶スプレーで塗装。
軟質ぷらですので、最初にプライマー(メタル用シールプライマー)を吹き付け。軟質プラ用にもっと適したプライマーがありそうな気がしますが、とりあえず手持ちの材料でやってみて、どのくらい剥がれずに保つのか試してもみます。

色は、下記の通りとしました。ホームには表面が粗面になるストーン調スプレーを使い、質感を良くしました。
プラットホーム:ストーン調スプレーのグレー
柱:ガルグレー(白またはクリームの方が良いかも)
屋根表面:ニュートラルグレー(ガルグレーの方が良いかも)
機関庫:ジャーマングレー(ブラウン系の方が良いかも)

早速車両を置いてみるとこんな感じ。寸法的にもちょうど良さそうです。
時間があるときに、ホーム上のベンチとかに色入れするともっと良くなりそうです。

今回アイデアをいただいた、下館レイル倶楽部の皆様に感謝です。

ちょっと古い2階建客車がやってきました2015年07月30日 07:39

下館レイルフェスタ2015夏に行った際、メンバーからちょっと古い2階建客車を譲ってもらえることになりました。
8月の模型予算を前借りして、ありがたく譲受。
模型はHOゲージ。旧東ドイツのPIKO製の2階建客車2両です。早速前面にパーツ付けをして仕上げました。

色こそドイツ統一前後の普通列車で多用された、爽やかなミントグリーン色ですが、客車自体は「スプートニク」とも呼ばれた東ドイツ国鉄の車両。
当時の西側諸国と比べて、デザインが数十年前の感覚で止まってかつ独自の方向を向いている旧東側諸国の車両。食パンのように輪切りにされた前面、旧態依然とした外吊りドア、カーブではなく斜め直線の2階建窓が、その特徴を表しています。
モダンなミントグリーンに塗られても、その「個性」は隠せません(後年の更新工事で、前面も側面ドアも交換されました。)
活躍した時期的に見ても、同じ東ドイツ製の243型電気機関車にぴったり合います。異国情緒というのか異世界情緒というのか、この武骨でちょっとモダンな感じがたまりません。
今回入手した車両はフルサイズのHOゲージ、1両の長さが30センチ近くあるボリューミーな車両です。機関車と組み合わせた3両編成ですが、存在感は十分です。

※7/30 23:30加筆:写真画像が大きすぎたので、適正な大きさ(横800ピクセル)の写真画像に差し替えました。

下館レイル倶楽部2014年4月運転会に参加してきました2014年04月20日 22:01

なかなか都合が合わず、しばらく出られなかった下館レイル倶楽部の運転会に、所用で実家に行った帰りの午後に参加してきました。
まずは、Nゲージで編成が揃ったばかりのドイツ鉄道インターシティを走らせます。
カント付きのカーブが雰囲気があって素敵です。

客車を差し替え、機関車を差し替えしながら、小さい方のドイツ型模型を走らせるのに夢中になっていましたが、HOゲージでも外国型の模型を多く見ました。

Nゲージ運転区間に設置されていたLRT用ホームですが、これは色替え製品で氷河特急用ホームも兼ねているとのこと。早速低床式ホームにヨーロッパ型車両を入線させ、様子をみてみます。
写真上の東ドイツ型旧型客車(アーノルド)は、ステップの段数・間隔とホーム高さとの関係がぴったりしていますが、写真下の近代的な電車(KATOのET425)だとちょっと段差が目立っています。
将来、欧州型駅モジュールを作るときの参考・・・になるのかなぁ?

同じNゲージレイアウトを、メンバー氏持参のHOナローの客車が走って行きます。一番最後はビール運搬車で、樽のデザインが微笑ましいです。

今回はHOも持参。復活のきっかけとなったのは、理由あって手元で大事に遊ぶ事にしたハノーバー電車。いままで線路等無く走らせる機会はありませんでしたが、満を持して今回持参、走らせました。②軸電車でしたが快調に集電し、ヘッドライトも鮮やかに点きます。

H0撤退のおしらせ2012年06月17日 08:04

Nゲージとは比べ物にならない重厚な質感・重量感が魅力で、低価格製品の普及で最近日本でも嗜む人が増えてきたH0。自分も大好きなドイツ型を数量保有していましたが、事情があり手放すことにしました。

仕事が終わった土曜日の夕方、所用で実家に帰ったのにあわせ、今回引き取ってくれる知人への引き渡しを兼ねたさよなら運転を行ってきました。
DR 243-225-0(ROCO)
と言う訳で久々のBR243です。実車は1980年代前半に当時の東ドイツで大量生産された貨客両用の機関車です。これらはドイツ統一にあわせ、(特に軍用列車を主体とする)東ドイツの貨物列車から多くが撤退し、(性能はそこそこながら年式が新しい点が好まれ)旧西ドイツ地域に近距離旅客用として多くが転用され、重用されました。どことなく共産圏っぽい、無愛想ながら実質的な外観が特徴です。

せっかくですので、制御客車を先頭にし、ペンデルツーク風(運転台つき客車が先頭の旅客列車)でさよなら運転。
ペンデルツーク
いろいろ揃えるのが大変でなかなか楽しめませんでしたが、新しい持ち主様のもとで今後も元気に走ってもらいたいものです。