泥酔鉄道三都物語2017-01 1日目AM「そうだ、京都行こう」2017年11月23日 23:59

ちょうど今年秋、結婚して5周年になります。
記念に旅行に行こう、という話を家族でしていました。

行き先は手頃な関西地方。2泊3日で手頃に遊ぶのにうってつけです。
今回は京都・大阪・神戸で1日ずつ遊ぶことにしました。
あいにくの雨模様です。始発で自宅を出て、新幹線乗り場へ。
新幹線とホテルのパックツアー自体は平日料金の比較的安価なツアーでしたが、この時期は京都の紅葉のトップシーズンということもあり、列車に全然空きがありませんでした。
結局朝6時半発ののぞみ号が唯一の空き列車ということで乗車。
十河総裁に見送られながら、西へ向けて出発です。

休みの日は朝から(ryという訳で、道中の無事を願って、発車するタイミングを見計らって乾杯♪

朝食は多種類のおかずがおつまみになる、30品目バランス弁当。朝から呑んだくれてもいろんな意味でバランスが取れる(?)好きな弁当です。
駅弁屋で見ていたところ、女性を中心にこの弁当が多く売れていました。

不摂生の極みですが、タバコに寛容な東海道新幹線ということもあり、喫煙室での一服も堪能。
昔は当たり前だったものの、今ではすっかり影が薄くなった「喫い鉄」を堪能。

天気はあいにくの雨模様だったものの、名古屋に着く頃は回復、関ヶ原から米原のあたりで再び雨、ちょっと回復するかなというところで京都に到着します。

京都では紅葉狩りをするため、天気は良い方が良いのですが、この天気なら行けそう、と判断して、新幹線から降りました。

大きな荷物を預けて、市バス1日乗車券を購入してバス乗り場へ。。。
うわ、人大杉。
さすが京都観光のトップシーズンなだけはあります。

独身時代足繁く京都に通った妻のお勧めで、洛東方面に出発。
京都というところ、老若を問わず女性は好きでよく来ることが多いのですが、若い男性はあまり京都には来ないようです。今回の旅行でも、それを実感。
大学時代何度か京都に通い、しかも観光はほとんどせず京都市バスの写真ばかり撮っていた、謎のキネヅカを発動し、乗るバスを選択。
大混雑で1便では乗れない銀閣寺・洛東方面に行く便で有名な洛バス100番を避け、同じ方向に走る5番のバスを待っていたら、ちょうど臨時便が到着、座席を確保して楽に洛東に到着しました。

洛東ではまず真如堂を訪れます。
ここは普段は静かなお寺ですが、紅葉の時期には境内の紅葉が綺麗に色づき、多くの観光客で賑わいます。今回訪れた際も、綺麗に整えられた植え込みの中に多くの紅葉が色づいており、絶妙なコントラストです。

紅葉狩りが楽しめる真如堂について、自分は不勉強ながら聞いたことのないお寺でしたが、近くに京都市バスの錦林車庫があることから、これを目印にするといいと思います。
妻曰く「お寺の中の時と眼差しが違う」
あいすいません。。。

そのまま、琵琶湖疏水分水に沿って伸びる哲学の道に移動。
最初何で哲学の道なんだろう?京都は北から南に水が流れるのに、ここだけは南から北に水が流れるから?とか土木屋的なことを思っていましたが、ここは京都の西田西田幾が詠んだ歌「人は人 吾はわれ也 とにかくに 吾行く道を 吾は行くなり」の石碑にちなんで名付けられた遊歩道です。
ここも紅葉が楽しめます。

そのまま哲学の道を南下して、混雑する永観堂は今回見送り、南禅寺まで行きます。
ここも整えられた境内に植えられた紅葉が色づき、たいへん美しい風景を作り出しております。
南禅寺の境内を走る水路閣(琵琶湖疏水の水を流す煉瓦造りのアーチ橋)から琵琶湖疏水を歩き、蹴上まで移動します。

琵琶湖疏水は、明治時代初期、都が東京に移ってしまった京都の活性化を目的に、琵琶湖の水を京都に引いて、かんがい・上水道・水運・水車(発電)に使うために作られた人口の水路です。
現在では上水道や鉄道の発達で、当時の施設の多くは現役を退くましたが、その遺構として残る、蹴上の「インクライン」を訪れました。
これは、琵琶湖疏水を運行する船を、線路を走る台車に載せて、高低差のある坂道を通過させるための設備です。鉄道や自動車が発達した今では考えにくいですが、昔は船が有力な輸送機関であったことの名残です。
高校の修学旅行でここは訪れてみたいと思っていた場所ですが、どこにあるのか分からないまま四半世紀が経ち、今回25年前のモヤモヤを解消したような形になりました。

そのまま洛東から市バスで移動。
車両を長く大事に使うことで有名な京都市バスですが、前回京都に行った時に見かけた京都22ナンバーの車は今回見かけることはありませんでした。
写真は今回京都市内で見かけたバスの中で一番古い195号車。
京都に観光しにきたのか市バスに乗りにきたのか、よく分からないです。

四条河原町で降車。歩道を広げて1車線になり、混雑する四条通に降り立ちます。
(つづく)

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
ひらがなで以下の8文字を入力してください
でいすいてつどう

コメント:

トラックバック