#2021新春荷電祭り09-クモニ83側面の仕上げ2020年12月30日 01:14

クモユ141の側面が形になったところで、今度はもう1両、クモニ83側面の工作。
側窓のバリを取ります。合わせて塗り分け線と「荷物」表記モールドを削り落とします。

クモユ141同様、乗務員扉をタヴァサのパーツに交換します。
タヴァサの乗務員扉は上下方向の寸法が少々長いのと、角が丸まっているため、上辺を削ります。
6箇所ある乗務員扉の交換を実施。車体側面とツライチになりました。
古いキットなので(窓の中桟が太い等)ディティールの甘い箇所はありますが、シンプルにこれで組み上げます。

(12/30 2:50加筆)
これで今年の工作はおしまいと思いましたが、思うところがあってコソーリ深夜の工作。。。
クモユ141・クモニ83に種別表示板受け(トレジャータウン)を微量のエポキシ系接着剤で接着しました。
湘南色の塗り分けのうち、クモユ141はオレンジ色の部分に、クモニ83は緑色の部分に来るように(クモニ83の実車はまちまちだったみたいです)接着。
接着剤のハミ出しは、エポキシ系溶剤で拭き取ります。

今度こそ今年の工作はおしまい。あと2日はグダグダ過ごします。

#2021新春荷電祭り08-クモユ141側面の仕上げ2020年12月29日 16:53

雨樋を削ってから、車体側板のヤスリ掛けをします。切継場所に盛ったパテやモールドで表現された「郵便・荷物」表記、車体に刻まれている塗り分け線モールド等の、余計なディティールを削ります。
大体の削り込みを400番の電動ヤスリで削ってから、800番の電動ヤスリで面を整えていきます。
荷物室扉の塗り分け線も手作業で削っていきます。
電動ヤスリ掛けが終わったら、1000番→1500番の紙ヤスリで表面を仕上げていきます。

車体表面のヤスリ掛けが終わったら、GMキットのクモユニ74・クモユニ82・クモニ83に共通する問題点「一段凹んだ乗務員室扉」の修整をします。
元の乗務員室扉をくり抜いて孔をヤスリで整形します。
タヴァサホビーハウスPN-409乗務員室扉の上部を削って、くり抜いた穴に嵌め込み、瞬間接着剤で固定します。
そうしたら再度車体側面にヤスリ掛けをします。2000番の紙ヤスリを使いました。

切継工作のため削ってしまった雨樋と郵便室扉ステップを復元します。
使ったのはPlastructの0.5mm×0.3mm角棒。もともと雨樋があった位置に流し込み用接着剤で少しずつ固定していきます。
ステップは車体全長にわたり接着し、余分な場所は切り取って、切り取り跡を整形します。

雨樋とステップの表現が終わったら、クモユ141独自の装備であるモーター通風用のルーバーの取り付けです。
車体四隅のルーバー取り付け位置に穴を開けて、裏から瞬間接着剤を流して位置出し。その場所にタヴァサ103系用ルーバーを少しずつずらして固定します。

かくしてクモユ141の側板が完成。前面は年明けです。

#2021新春荷電祭り07-クモユ141側面のやり直し(その2)側面切継と孔埋め2020年12月26日 03:52

今日から冬休みのため、心置きなく夜更かしが出来て嬉しいです。
さてさて深夜の工作、車体の切り継ぎです。

マイターボックスが無いので、直角が出るよう留意しながらレザーソーで切断します。切断後、ダイヤモンドヤスリで直角に留意しながら切り口の仕上げと寸法調整を行います。
前回窓切継のドナーになったクモユニ82車体と今後工作するクモニ83の車体をガイドに切継寸法を確認します。

瞬間接着剤と流し込み接着剤ブラックを併用して車体を接着します。最初に瞬間接着剤を切断面に塗って車体側板同士を張り合わせ、垂直平滑が出るように指でしごいて調整します。その後流し込み接着剤を流し込んで固定。この状態で接着剤をしばらく乾燥させます。
切継箇所は合計6箇所になりました。

切継で出来た隙間と、あと郵便仕分室のHゴム窓を切継に使った際に発生する明かり取り窓を埋めます。今回は大掃除で発掘されたエポキシパテを使ってみます。
パテをごく少量切り出して指で練って、爪楊枝で隙間に刷り込み水で伸ばします。
この状態で半日乾燥させます。

※泥酔鉄道ブログの古い記事を整理し、旧型国電・荷物郵便電車関係の記事を「荷物郵便電車の工作」と「旧型国電の工作」に分けました。

#2021新春荷電祭り06-クモユ141側面のやり直し(その1)側面罫書きと寸法出し2020年12月25日 06:07

最近、朝工作することが多くなってきました。クリスマスの今朝も早起きして工作です。

クモユ141ですが、クモユニ82の側板2両分を購入し、やり直しです。
まずは車体裏面のリブを削ります。どうせ動力車にするので車体箱組前には削らなければいけないので・・・
車両裏面が平滑になったことで、これから先の切継作業(特に寸法出し・罫書き)がやり易くなりました。

そしていよいよ車体の切継。
クモユ141の全面Hゴム張の窓を、今度はクモユニ82(3箇所窓が開く)の車体切り継ぎで表現します。
まずは寸法出しから。切継元の車体・ドナーになる車体に共通するHゴム部分をガイドにして、1mm単位の寸法で、切継によって寸法が短くならないよう、鋸の刃の板厚やヤスリ代を意識しながら罫書きます。
具体的には、切継で残す車体を組み合わせるとちょうど寸法が合うように(ヤスリ代を見込んで0.5mm程度余分に寸法が長くなるように)、切継で廃棄する側に若干(1~2mm程度)寸法を詰めて切断するようなイメージで寸法出し・罫書きをします。

#2021新春荷電祭り05-クモユ141側面のやり直し(その0)とクモニ83の前面2020年12月23日 17:36

19日の土曜日、都内に買い出しに行ったついでに、クモユ141のやり直し用のクモユニ82側板その他諸々を購入してきました。

実はクモユ141ですが、これをを作るのにKATOのオユ10を使った作例があります。側板にクモユニ82を使うよりもその方が郵便仕分け室の明かり取り窓がスケール通りに出来ることに気づいてしまいました。クモユニ82は低屋根仕様で郵便仕分け室の明かり取り窓の上下寸法が小さいのです。
GMのオユ10は明かり取り窓が抜けておらず実感的ではないのでKATOのパーツを使用したいと思いつつ、今回の買い物の直前にホビーセンターカトーにオユ10のAssyパーツを買いに行ったのですが・・・
Assyパーツの在庫は置いておらず、諦めがつきました。すんなりGMクモユニ
82の側板から作ることにします。

また、クモユニ74キットのバルクも見えますが、これは前作のクモユニ82050同様、クモユニ74100番台の平妻前面をクモニ83に流用するためです。
以前もブログの記事にしましたが、写真左のクモユニ82・クモニ83キット付属の前面のディティールがどうも気に入らないことと、前作に表現を合わせるための措置です。