今週の「週刊東洋経済」2008年04月15日 20:59

「週刊東洋経済」なんて読む顔ではないのですが、タイトルにつられて購入。

鉄道趣味誌とは根本的に異なる切り口(日本の商社が外国鉄道で利益を挙げていることなど今まで全く知らなかった)や、馴染みの深い話題(銚子電鉄の件など)などが網羅されており、鉄道ファンにとってもなかなか読み応えのある特集でした。

このブログ的には、「鉄道模型も売り上げ拡大」という記事を読んでみます。

現在の日本の鉄道模型の市場規模は約150億円(関水金属)。数年前に推計された「マニア消費者市場における鉄道趣味の市場規模は40億円」という数字とだいぶ開きがあります。また、市場での売り上げの伸びも「業界全体で4〜5%伸びているのでは(トミーテック)」という推計もあります。

Nゲージの市場シェアは、関水金属・トミーテック・マイクロエースの3社で市場の7割を占めておりますが、これにグリーンマックスやモデモが続いているものと思われます。

発展の方向でも「明らかにジオラマ志向が増えて来た(トミーテック)」とあり、ここ数年の建物などの製品アイテムの激増を裏打ちしています。

以外だったのが、「子供の母親の視点」。「ゲームやモデルガンなどと異なり、鉄道模型の方が安心して子供に勧められる」と言った事が堂々と雑誌に書かれているのは、正直に言うとカルチャーショックでした。