宮脇俊三を読む2008年04月23日 22:48

9年ぶりの電車通勤、行き帰りの電車の中で読む本を物色して見つけた1冊。

鉄道紀行文の名手、宮脇俊三(1926-2003)の特集が載った「小説新潮」です。唯一の小説作品「殺意の風景」未発表編、名作「シベリア鉄道9400キロ」取材メモ、長女が出ている対談、そして机の中から出て来た未発表小説と盛りだくさんの内容です。

一部、川島令三に似た空気を持つ原武史の発言など引っかかるところはあるのですが、通勤の際に何度か読み返してみたいと思っています。

コメント

_ クロンシュタット ― 2008年04月24日 06:06

おはようございます。
宮脇さんの作品は、私の「鉄道観」の原点です。
マニアックな価値観に浸りこまない、
それでいて、とことん追求された「正確さ」。
シンプルであるのに、練りこまれた文体。
そうして、「楽しむ」ことこそが、「鉄」の目的であること...

学生時代は、ご近所さんでしたし。

_ クロポ415@泥酔鉄道 ― 2008年04月26日 07:12

クロンシュタットさんコメントありがとうございます。

自分も宮脇作品は大好きです。
ただ、日本の文学で「鉄道紀行文」のジャンルを確立したのはまぎれも無く宮脇俊三ですが、そのクオリティがあまりに高過ぎたため、以降同ジャンルの作品で宮脇作品を超えるものが読めない・・・それが困ったところです。

_ クロンシュタット ― 2008年04月26日 17:50

>以降同ジャンルの作品で宮脇作品を超えるものが読めない

私が書く気は確かにあったのですが。
ふふーん。

_ クロポ415@泥酔鉄道 ― 2008年04月27日 21:52

クロンシュタットさんコメントありがとうございます。

厨房・工房(2ch用語だがあえて使用)時代の自分も、そう思って「書く」作業を極めたいと思っていた時代がありました。
ついでに、当時松原まで「聖地巡礼」をしたこともありました。
・・・今では、すごい恥ずかしい思い出です。

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