関東鉄道キハ2100の動力化2015年10月09日 07:25

鉄道コレクションの関東鉄道キハ2100ですが、早速動力化します。
動力には旧々型GM動力(ツインモーターの1世代前)をチョイス。
世の中では古くてうるさくて安定してなくて車内にガッツリ張り出して不人気な動力ユニットで、各所で投げ売りされています。
しかし、時と場合によっては煩いのが逆に実感的であり、作りが単純なので調整が簡単です。そのため、GM動力は投げ売り品があれば積極的に仕入れ、気動車や旧型国電の時に愛用しています。
今回も中古模型店で1,260円で売られていた動力ユニットを使用。台車の形から、地下鉄か東武の電車用でしょうか。

しかしそのままでは動力ユニットは入りません。
窓ガラスパーツの下半分を切る等して車内の有効幅を広げ、鉄コレ動力用の出っ張りを削らないとGM動力ユニットは車内に収まりません。
今回の製品は窓ガラスパーツに筋彫りがしてあり、その線に従ってカッターをあてていけば簡単に窓ガラスパーツの下半分の切断ができました。
早速関東鉄道同士で並べてみます。ウットリ///
動力ユニットは下館方のキハ2101に設置することにします。

動力ユニットには、キハ35用車体マウントKATOカプラーを装置。
実車は在来車(キハ30系列、キハ0等)との併結運用の実績はありませんが、実車の機能的には両者は併結できますので、模型では加工済みのキハ350やキハ100を増結して3両/4両/5両編成で遊ぶことにします。 

製品にはスカートも付属していたので移設。この手の小さいスカート、見た目は好ましいのですが連結器と干渉するのが悩ましいところです。しかし、車体マウントのKATOカプラーであれば、前回もカプラーに設置してちゃんと機能している実例があるため、今回も同様の方法で設置。カプラー裏側の爪を削り、両面テープで仮止めして、大丈夫であることを確認します。

動力台車は、電車用の台車枠を切り取り、製品付属の台車枠(軽快気動車のそれに形が似ていますね)を接着します。軟質のプラスチックを使用していることから接着はエポキシ樹脂系を使用。
前面のカプラーを切り落とす時は切断位置に注意する必要があります
(今回、写真左の方は切断位置を間違え、動力ユニットのギアボックスを保持する部分も切り落としてしまいました。台車枠と一緒に再接着しましたが、どうなることやら。。。)