お座敷運転に華を添えるプラットホームの加工2015年10月21日 19:34

最近、買ってきた車両の試運転などで、お座敷運転をすることが多いです。
だいたいは畳1畳にも満たない単線エンドレスと引き込み線だけのシンプル構成ですが、駅とホームがあると、列車を止めなくてもお座敷運転が豊かなものになります。

トミックスの古い線路を使っていますので、ホームもトミックスの昔からある対向式ホームを使用。もう30〜40年前から生産されている古い製品ですが、シンプルな造形や着色ですので列車に対して主張しすぎず、このくらいの方がお座敷運転には向いているように思います。
お座敷運転のお供
製品は看板や柵、駅名標や花壇用のパウダーが付いています。それらを使って仕上げるようになっていますが、今回はホームと白線とを着色して仕上げることにします。
なお、花壇は華やかになるよう、製品付属のパウダーではなく、使い道に困っていた在庫の、緑とピンクが混ざった細切れフォーリッジを使用しました。

まず白線は#11ガルグレーで塗装。
その後ホームの端約7ミリ(実物換算で約1m。鉄道関係の構造令で決まっていた気がします)の位置に、幅1.5ミリ(実物換算で約20センチ)のテープでマスキングします。
もう少し近代的な駅にしたい場合は、黄色を吹いてから幅2.5ミリ(実物換算で役割に35センチ)でマスキングして、「点字ブロック」に見せてもいいかもしれません。

その後に、白線とコントラストが付いて落ち着きのあるニュートラルグレーを吹き付けます。
最後にマスキングを剥がして、艶消しクリアーを吹いて完成です。
ディテールは待合室のある部分に集中させ、それ以外は積み重ねて収納できるようにします。

対向式ホームは、とりあえず5両分のストックがあり、今回はストック全てを加工し、均一な仕上がりになるようにしました。