新年会を大都会の航空公園でやってきました(その2)2016年01月10日 19:21

新年会の続きの記事です。

所沢市電気鉄道のレイアウト
新年会で行ってきた貸しレイアウト「所沢市電気鉄道」の全景です。線路は全てで7線、新幹線のフル編成からローカル線の単線までの7線です。
このレイアウトでは、コントローラーがリモートコントロールになっており、レイアウトの中や外など、好きな場所から車両やポイントを操作することができるのが大きな特徴です。

まずはEF81を出して、ブルートレインから運転開始。
鮮やか目に作られた風景の景色の中を走る列車を見て、ウットリです。
ブルートレインの食堂車・電源車の色はやはりちょっと異なり、再塗り替え待った無しです。。

また、機関車と列車を変えてもう1枚。関門トンネルを通過する貨物列車の雰囲気です。
もう1枚列車を変えて1枚。
サウスショア線の2階建電車を走らせますが、集電が片側台車のみになっていたせいか、調子悪かったです。

線路を変えて、列車の雰囲気を変えてもう1枚。E231系の15両編成で、湘南新宿ラインの再現です。
ヤードに入る鉄橋ですが、ちょうど戸塚の横須賀線の立体交差にも見えます。

また線路を変えてもう1枚。415系2階建電車です。

ローカル線に河岸を変えてもう1枚。
単線のローカル線ですが、山肌をくねくねと曲がって走り、終着駅のヤードにホームがあります。短い編成が似合う編成が少ない貸しレイアウトの中では、この単線は貴重な存在です。
レイアウトがある所沢をかつて走った赤電も、ここで展開しました。

仲間内で貸切で8時間、いろんな路線を運転しましたが、大変よく作られたレイアウトで、あっという間に過ぎてしまいました。

そのあと、所沢市内の宿に移動し、惣菜を買って忘年会です。

そのあと、seibu-mania氏の製作中の江ノ電レイアウトで江ノ電作戦会議。
素晴らしいレイアウトになりそうです。

大変楽しい新年会でした。
今回幹事を務めた幹事の会長様、帰り送っていただいたseibu-mania氏はじめ、参加された皆様ありがとうございました。
10年を超える付き合いですが、またよろしくお願いいたします。

新年会を大都会の航空公園でやってきました(その1)2016年01月09日 18:39

CKCモデラーズ倶楽部の仲間と一緒に鉄道模型を遊び始めててから10年が経ちました。
10年前は貸しレイアウトなる素晴らしい施設は普及しておらず、伊豆の修善寺にあるレイアウトのある宿まで出かけて、泊まりで運転していました。
以来10年、今年も泊まりの新年会に参加してきました。場所は所沢市の「所沢市電気鉄道」。
所沢市電気鉄道と航空公園駅
10年経ち近場でも貸しレイアウトが普及してきたことから「今年は近場にしよう」としてここに決まりました(トシとってみんな遠出が億劫ななった、というのも正直少しあります。)が、いいレイアウトでした。

たくさんある留置線を使って機関車をならべたり。


ワイヤレスのコントローラーで思い思いの場所に車両を止めて写真を撮ったり。

8時間がっつりレイアウトを貸し切って普段出さない車両も思う存分はしらせたり。

よく出来た風景の中でお気に入りの車両の写真を1枚撮ったり。

まだオフ会途中で内容を纏め切れないため、明日帰ってから続きを書きます。

CKCモデラーズ倶楽部10周年記念・秋の運転会(2)〜箱根ヶ崎ファインクラフト2015年11月17日 07:44


ファインクラフト大鉄橋
日曜日のCKCオフ会、その1の続きです。
夕日を浴びて大鉄橋を渡る103系常磐線。いつみても国電は美しいです。

今回は4時間レイアウトを貸し切りましたので、2時間で席替えし、地上線に移動しました。
最近になり、真岡鐵道で現役のC1266号機が長野県諏訪地方で長く活躍していた事を知り、EF64やスカ色の旧型国電など中央線に見えるものを持参。
あずさもアルプスも山スカもいませんが、ここだけ昭和40年台の辰野になりました(キリッ

中央線といえば、EF64重連の牽く石油列車だと思います。ずんぐりしたタンク車を連ねて山肌を塗って走る貨物列車は、それだけでもフォトジェニック。
これのために古いEF64を大事にしており、今回も出しました。

最後の締めは、作ったばかりのEF81を出して、寄居発下館行きの水戸線5791列車で締め。電気機関車が直接入換をしながら沿線にセメントと石油を届ける専用貨物列車で、短い編成でもサマになるものです。

最後に、ファインクラフトさんの固定レイアウトの全景を紹介します。
レイアウトが見事に完成した大人の趣味の部屋、といった面持ちで、大変雰囲気ぐいいです。

このように照明を落とせば夜景にもなります。
昼もいいですが、夜景にすると魅力倍増です。

最後は拝島まで出て食事会。
最初に出会って10年も経ちます。電子掲示板で知り合った縁が10年も続くこと自体がすごいと思いますが、10年もすると仕事や身の回りの状況が少しずつ変わっていくのを実感しました。

ともあれ、拙い幹事ではありましたが、今回の運転会も事故なく無事終了。
参加された皆様お疲れ様でした。またやりましょう。

CKCモデラーズ倶楽部10周年記念・秋の運転会〜箱根ヶ崎ファインクラフト2015年11月16日 07:42

いまの模型仲間で集まるようになり、ちょうど今年で10年になります。
毎年秋頃に仲間でレンタルレイアウトに行って運転するのが恒例になっておりますので、今年は幹事役を申し出て行いました。
箱根ヶ崎ファインクラフト
場所は東京都瑞穂町箱根ヶ崎のファインクラフト2013年2014年と毎年のようにお邪魔しています。
良く景色が作り込まれたレイアウトを囲んでゆったりと運転が楽しめる、ちょうどよい大きさで居心地のよいレイアウトです。

まずは、作ったばかりのサウスショア線の電車てこけら落とし。たった2両ですが、オール2階建の存在感ある車両です。
たまに脱線したりしますので、台車や電気周りの調整が必要です。

前半は新幹線風の高架線2線を借りて「国電祭」を実行。京葉線を模したスカイブルーの103系と201系をすれ違わせて、高規格の高架線にもマッチします。
気分はマイアミ?!ちょっと浮かれてきますが、103系・201系ともクーラーが取れたり連結器が取れたりで、補修が必要そうです。


引き続き緑組。常磐線の103系と埼京線の205系を並走させます。
205系は2003年に運転された「KATO TRAIN」ラッピング仕様ですが、まだ地方の模型屋さんに行けば在庫がありそうです。

外回りの最後は、大鉄橋でE233系京浜東北線を運転。光線の加減がいい感じに決まり、夕日を浴びて走るようないい写真になりまさした。
(つづく)

CKC新年会@レール・パル351-2日目(完)2015年01月13日 04:30

泊まりがけの新年会、宿は富士川を渡って対岸の「ホテルニューオオギ」に泊まりました。
実は、レール・パル351でのレンタルレイアウトプランでは、ここホテルニューオオギの宿泊も込みのプランもあります(これを使いました)。

その訳は・・・
いま流行りのトレインビュー!
目の前の25パーミルの急勾配を、身延線の電車が駆け上がって行く様が部屋の窓から楽しめます。
(それにしても身延線、線路が旧型国電の頃の写真よりもだいぶ頑丈になったような気がしますが、レールを太く高く大きいレールにして、屋根がトンネルに引っかかる事は無いのでしょうか?)

朝10時にレールパル入り。朝一番の運転では、4番線をあてがわれましたので、早速車両を並べます。
今回は、北斗星とオリエント急行を牽く機関車にヘッドマークを装着!40年の鉄道模型人生で、はじめてかそれに近いくらいの経験です。
KATOの磁石付クイックヘッドマークを(北斗星はEF510の分売パーツ、オリエント急行は製品付属品)、適度な寸法に切った両面テープで貼っただけですが、(ヘタするとナンバーが外れるくらい)それでも十分な強度で取り付きます。
いままで、ヘッドマークを綺麗に固定する方法(微妙に折妻の片方に寄ったり、ヘッドマーク掛けのモールドが逆に邪魔になったり)が思い浮かばず、ヘッドマーク無しでの運転が多かったですが、やはりヘッドマークを付けると顔が引き締まります。

そんな訳で、朝一の運転開始。今回は、JRの機関車が牽く列車を並べてみました。
写真上は、「レインボー釜」ことEF81 95が牽く「北斗星」。客車は現行のデラックス編成ですので、この組み合わせのためには窓ゴムは黒色でないとおかしいのですが、それでもそれっぽい感じはします。
写真上から2番目は、ローズピンクのEF81の牽く「オリエント急行'88」です。考証としてはまだ北斗星塗装が少数派だった時代の姿で間違いないのですが、本当は写真の81号機はこの時代「お召し装飾」をしていたはずです。まぁこちらも雰囲気は間違っていないような気がします。
その下は、オリエント急行の機関車をEF64 1000に替えて撮影。EF64 1000は2両重連では無いので、国境を越えない「里運用」っぽく、そういう列車があったのか不明確ですが、まぁこちらも(ry
最後に、EF64 1000にコンテナ列車を牽かせました。こちらは機関車1両で「里運用」丸出しですが、海上コンテナを乗せたコンテナ車が連結されており、それなりに今時の列車っぽいです。

1時間半経過。本日1回目の席替えです。
席替えした先は1番線。ここは待避線の有効長が短く最長で6両編成程度しか納まらないですが、それを逆に活用して旧型国電を並べて遊びました。
コントロール自体は、右側のダイヤル式コントローラを使用します(真ん中の運転台形コントローラは今回は使いませんでした)。
ここは待避線が短い代わりに他よりも多い5編成の車両を線路に置いたまま同時に出し入れできます。短い編成の車両が似合う貸しレイアウトの路線自体が珍しいだけに、貴重な存在です。
早速・・・
クリームと青のスカ色の旧型国電を並べて、取っ替え引っ替えして遊びました(写真上)。左から横須賀線・両毛線用70系(中央線用は屋根が低い)、現代の「はまかいじ」、身延線用62系(113系そっくりの外観の更新車)、飯田線の荷物電車、と何となくイメージは似ているものの活躍した路線が全部揃っていない、そんな展開になりました。
本当はここに次項に紹介する気動車を一緒に並べれば、活躍の舞台が異なる各車両の仲をとりもつ媒酌人的のような感じで全景が引き締まるのですが、運転中はそこまで思いつきませんでした。「短編成の電気列車」つながりで、ドイツ鉄道の近郊列車を再度出してしまいました。運転中こそ「185系の緑ストライプと2階建て客車の緑ツートンで合ってるじゃないか」と思いましたが、もっと良い車両チョイスがあったはずです。。。
終わってから考えれば、ここで出す車両の選び方が、今回の運転会での一番の反省です。次同じことをしないで遊び切るには・・・どう準備すれば良いのか、しばらく課題になりそうです。

写真上はあやにゃみ氏持参の「はこてつ」。電車の上にキャラクターが載った意表を衝く「車両」で、ギャラリーの目を引くこと間違い無し。建築限界の広いレイアウトなら、いろいろ捗りそうです。
写真下はar-2氏持参のD50牽引の長野の普通列車。D50、オニ70と古めかしい車両が組み込まれた鈍行列車ですが、複線ローカルのレイアウトによく雰囲気が合います。オニ70は去年の今頃工作がはじまったものでです。

ランチブレイク。旅行中の野菜不足解消も兼ねて、隣にある大衆食堂「角家」でタンメンを食べました。
店はGM商店キットで再現できそうな古びた外観ですが、実は食事中も結構な頻度で来客がありなかなか賑わっていました。新しい暖簾が繁盛具合を物語っております。

食後、延べ5回の席替えを経て、合計10時間しっかりガッツリ運転を堪能した最後の運転は、万感の思いを込めて(大袈裟です。。。)機関車が牽く夜行列車を模型で楽しみました。今回は「機関車が牽く列車」主体で運転を楽しもうとして車両を選んだため、最後もやはり機関車列車で締めたいところです。
心して、2番線に陣取ります。
まずはEF58の牽く急行列車とEF510の牽く「北斗星」との、時間軸を超えた離合を堪能。
どちらも、客車の色に合わせて塗られた機関車ですが、乗客を載せる構造になっていない「武骨さ」が、その任務を雄弁に語っています。
この姿も、もう間もなく日本で拝むことが出来なくなるのか?と思うと、ちょっとえも言われぬ感慨が湧いてきます。

写真上は、同じく「北斗星」。赤いEF510の牽くコンテナ列車(会長所有)とのすれ違い(会長記事はこちら)。
同じ機関車でなかなか見られない組み合わせ。。。と思ったのですが、貨物列車同士のすれ違い、であれば今もこれからも見れる組み合わせです。
写真中は、EF58の牽く客車列車に、EF15を連結した、上越国境超えの雰囲気の急行列車です。
青い機関車の前補機についた、武骨なデッキ付きの機関車。。。「山男」の勇姿にテンションが上がります。
写真下は、今回持参していたものの出すタイミングを逸した真岡線・水戸線の気動車列車。5両の堂々とした編成で、レイアウト内を欠けてゆきます。

ヤードに客車列車が揃いました。
写真上が、EF81 95の牽く「北斗星」と、EF58の牽く急行列車。こうして模型で見れば、どちらも「夜汽車」の雰囲気がビシビシ伝わってきます。
写真下は北斗星と、同じくEF58の牽く荷物列車。乗客の手荷物を運ぶところから荷物列車も、夜汽車の陰の主役でしたが、すっかり「過去の列車」になってしまいました。

いま 万感の思いを込めて 汽車が行く。
長かったレール・パルの運転会も、もう終列車です。客車列車最後部のテールランプが、哀愁をそそります。
今回中心的に持ち込んだ客車列車ですが、彼らの運命は確実に先が見えてしまいました。
「日常の彼ら」にあまり親しむこと無く終わってしまったので、こうして模型を走らせながらその活躍を偲びつつ、彼らの運行が最後まで安全に完遂されることを、模型仲間の健康と安全と多幸と合わせて2015年は願うばかりです。

帰りは、中央道の渋滞が怖いこともあり(前回レール・パルに行った時も、中央道の渋滞を避けて雁坂トンネル経由で帰宅しました)、東海道方面に帰る副会長を送り、同じく東海道方面で遊んでいた妻を迎えるため、国道52号を南に走ります。
その途中ショートカットして富士吉田に抜ければ距離短くて有利じゃね?と思い、山道を登った果てにあったのが、本栖湖から臨む富士山。
こんなにきれいに見れるなんて、と感動しました。

その後、何カ所かで渋滞に撒かれ、副所長を無事自宅に送り妻を迎え、帰宅した頃には0時を廻っていました。

以上です。本当に2日間10時間に渡り、骨の髄まで運転を楽しめました。
今回幹事のchikatetsu-kanji氏はじめ、皆様大変おつかれさまでした。
CKCで集まりはじめて今年で十年、皆様よろしくお願いいたします。