会長宅にお呼ばれしてきました ― 2014年12月31日 01:03
年末のある日、会長宅に招待していただくことになり、お土産を携えて夫婦でお呼ばれしてきました。
その際、会長宅の固定式レイアウトルームにお邪魔することができました。
ご自宅の1室を占める会長宅の固定式レイアウト。地方ローカル線的な雰囲気ですが、圧巻は写真のスイッチバック方式の中間駅。
ものすごく丁寧かつ実感的に作られております。
ちょうど、C11が逆向きで牽く旧型客車(持参車両)が駅に入り、ディーゼルの牽く貨物列車の退避をしています。
レイアウトの中央駅です。
駅前は百貨店もあり、昭和モダンな雰囲気です。
その駅のホーム側。貨物/荷物扱い所と自作のテルハ(荷物用エレベータ)が圧巻です。これだけでも国鉄時代の駅の雰囲気が出ます。
ちょうど、ローカル線のループをC11単機が通過。線路廻りのアクセサリーのウェザリング等、大変実感的で、参考にしようと思います。
改めて、お招きいただき、ありがとうございました。
ミニレイアウトの工作33-山削り ― 2014年12月31日 13:03
31日は、午後に今年最後の部屋掃除をしますので、午前中のうちにゴミが出る発泡スチロールの削り出しをして、山の形を作ってしまいます。
まず、山の形が足りないトンネル出口部に山の芯材となる発泡スチロールを盛り増します。また、出口部にトンネルポータルと同じ石積みを接着します。
山は、写真上のように高架橋のすぐ近くまでせり出してくるようになりました。
その後、山の芯材を削ります。芯材を削るのは、カッターナイフと100均で買った発泡スチロール用電熱カッターを使用。思いのほか電熱カッターは気持ちよく切れますし、切りくずもあまり発生しません。
削り終わればこんな感じ。山のボリュームはありながらも、山肌は滑らかになりました。これの表面にプラスター掛けをして行きます。
最後に、山の裏面に型くずれしないようバルサ板を貼り、山の形に削ります。
トンネル裏面の脱線救出用孔もバルサ板で塞げるようにします。
とりあえず工作はここまで。あとは部屋の掃除です。
鉄道模型工作で振り返る弊ブログの2014年 ― 2014年12月31日 17:43
自分にとって、いろいろと新しい事をはじめた2014年。
あと6時間ちょっとで、その幕を閉じようとしています。
ブログを書き始めてから毎年のように纏めている、年末の模型工作のまとめです。今年作った車両は(完成品加工・キット組立を含め、工作して完成させられた車両)14両。去年は29両にモジュールが1基とかなりのハイピッチでしたが、今年は一昨年(11両+モジュール)並と、どちらかというと工作が捗らなかった1年となりました。
首都圏で103系電車の最後の舞台は幹線の常磐線でした。103系最後の1年、ローテーションで6日おきに入る「55H」と呼ばれる運用は、成田線直通から始まり終日常磐線を堂々と爆走する、そのうえ付属編成の連結切り離しもある「最後の103系」を華々しく飾るものでした。
来年春のダイヤ改正で、その「55H」も、上野東京ライン開業の関係で品川駅入庫の朝のみ運用になり、あのときの熱い思い出の痕跡が、また一つ消えそうです。
そんな常磐線の103系、エボリューションキットも使い何とか5+5の10連を作ることができました。腕が伴っているか否かは微妙ですが、すごく思い入れのある編成ですので、いろいろとパーツを付けたりあれこり考えながら、何とか満足できる工作になりました。
あと5両(扉窓が金属抑えの中間車)を是非作りたいところですが、どう作ろうか迷っており、なかなか手が動きません。
こちらはまた古くて渋い編成です。30年近く昔のグリーンマックスのカタログで作例紹介があった「戦災復旧車」、それが地元の水戸線でも使用されていたことが分かり、俄然工作意欲が沸いて手持ちの35系客車をベースに改造、あわせて蒸気機関車時代に編成を組んでいたであろう車両もキット組み立てで仕立てたものです。
1両の車両に変な工法を独自流でねじ込み、しつこく数ヶ月もかけて工作をして、うまく仕上がらず難行した記憶があります。結果、ヘロヘロの車両となってしまいましたが、ヘロヘロ具合まで含めて愛着があります。
そういえば上記作例でも大いに活用した、グリーンマックスの板キットが、値上げされつつも再販されることになりました。ロングセラー過ぎて時代遅れのシーラカンス化している製品ですが、「限定」で煽り煽られることなく、安定して市場に供給質続けている姿勢は、もっと尊敬されても良いと思います。
工作で完成させられたのはこれだけ。両数が少ないのは、無駄に工作に手間だけかけてしまったからでしょうか、根気が無く工作を着手しても続かないからでしょうか。
生産数を競うものではありませんが、一生続ける趣味として、もっと気軽に簡単な工作を楽しむことを考えた方がいいかもしれません。
その他、完成品では、ドイツ形の特急列車(1、2、3)を中古で組んだり、オリエント急行を増備したり(1、2)、C58と江ノ電を入線させたりしました。これらの多くは中古品です。新品の鉄道模型にコストパフォーマンス的な魅力を感じなくなったためでしょうか、あまり新品を買わなくなってきています。
働いた余暇で遊ぶ趣味のため、当然ながら資金にも時間にも制約があり、また自分の場合はいつ転勤と引越があるか分からず(転勤/引越は今年4月にもありました)鉄道模型を展開・収納できる場所にも制約があります。
今までもそうでしたが、来年以降も、あまりイキオイと反動とで趣味に振り回されるのではなく、ペース配分を考える「楽しみ」まで含めて、マイペースで働いて遊んで行きたいところです。
今年1年、弊ブログをご覧いただきありがとうございました。
それではご覧いただきました皆様、よいお年をお迎えください。
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