鉄道模型工作で振り返る弊ブログの2014年2014年12月31日 17:43

自分にとって、いろいろと新しい事をはじめた2014年。
あと6時間ちょっとで、その幕を閉じようとしています。

ブログを書き始めてから毎年のように纏めている、年末の模型工作のまとめです。今年作った車両は(完成品加工・キット組立を含め、工作して完成させられた車両)14両。去年は29両にモジュールが1基とかなりのハイピッチでしたが、今年は一昨年(11両+モジュール)並と、どちらかというと工作が捗らなかった1年となりました。

首都圏で103系電車の最後の舞台は幹線の常磐線でした。103系最後の1年、ローテーションで6日おきに入る「55H」と呼ばれる運用は、成田線直通から始まり終日常磐線を堂々と爆走する、そのうえ付属編成の連結切り離しもある「最後の103系」を華々しく飾るものでした。
来年春のダイヤ改正で、その「55H」も、上野東京ライン開業の関係で品川駅入庫の朝のみ運用になり、あのときの熱い思い出の痕跡が、また一つ消えそうです。
そんな常磐線の103系、エボリューションキットも使い何とか5+5の10連を作ることができました。腕が伴っているか否かは微妙ですが、すごく思い入れのある編成ですので、いろいろとパーツを付けたりあれこり考えながら、何とか満足できる工作になりました。
あと5両(扉窓が金属抑えの中間車)を是非作りたいところですが、どう作ろうか迷っており、なかなか手が動きません。

こちらはまた古くて渋い編成です。30年近く昔のグリーンマックスのカタログで作例紹介があった「戦災復旧車」、それが地元の水戸線でも使用されていたことが分かり、俄然工作意欲が沸いて手持ちの35系客車をベースに改造、あわせて蒸気機関車時代に編成を組んでいたであろう車両もキット組み立てで仕立てたものです。
1両の車両に変な工法を独自流でねじ込み、しつこく数ヶ月もかけて工作をして、うまく仕上がらず難行した記憶があります。結果、ヘロヘロの車両となってしまいましたが、ヘロヘロ具合まで含めて愛着があります。
そういえば上記作例でも大いに活用した、グリーンマックスの板キットが、値上げされつつも再販されることになりました。ロングセラー過ぎて時代遅れのシーラカンス化している製品ですが、「限定」で煽り煽られることなく、安定して市場に供給質続けている姿勢は、もっと尊敬されても良いと思います。

工作で完成させられたのはこれだけ。両数が少ないのは、無駄に工作に手間だけかけてしまったからでしょうか、根気が無く工作を着手しても続かないからでしょうか。
生産数を競うものではありませんが、一生続ける趣味として、もっと気軽に簡単な工作を楽しむことを考えた方がいいかもしれません。


その他、完成品では、ドイツ形の特急列車()を中古で組んだり、オリエント急行を増備したり()、C58と江ノ電を入線させたりしました。これらの多くは中古品です。新品の鉄道模型にコストパフォーマンス的な魅力を感じなくなったためでしょうか、あまり新品を買わなくなってきています。


働いた余暇で遊ぶ趣味のため、当然ながら資金にも時間にも制約があり、また自分の場合はいつ転勤と引越があるか分からず(転勤/引越は今年4月にもありました)鉄道模型を展開・収納できる場所にも制約があります。
今までもそうでしたが、来年以降も、あまりイキオイと反動とで趣味に振り回されるのではなく、ペース配分を考える「楽しみ」まで含めて、マイペースで働いて遊んで行きたいところです。

今年1年、弊ブログをご覧いただきありがとうございました。
それではご覧いただきました皆様、よいお年をお迎えください。

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