カニの押し寿司08-ブルートレインの「青」を塗りました2016年01月11日 11:21

さて3連休最終日。
これから先忙しくなる前に、作りかけのブルートレインを完成させたいと思い、連休後半はずっと模型いじりをしていました。
まずは、新年会から帰ってきてすぐ、カニとオシの塗料を落とします。

そのあと車体を洗浄し、クレオスのゴールド(タミヤのゴールドリーフよりも落ち着いた色調です)を車体に吹きます。
一晩乾燥させた翌朝、金帯をマスキングし、にじみ防止のクリアーを吹きます。

そのあと、ブルートレインの青を調色。
前回の工作で考えた通り、クレオスのブルー(#5):モリタの青20号=4:1の割合で調合します。

テストピースに吹き付けて、ゴールドの上に塗り重ねた時の違和感を確認して(写真上)調色してから塗装開始。
塗り上がった車体を並べてみると、やはりちょっと暗すぎるちょっと鮮やかすぎると色がピッタリ決まらず(写真下)、調色の調整を2〜3回ほど繰り返すことになりました。

で、結果的に塗り上がった時の塗料の配合比率はこうなりました。クレオスブルー(#5):モリタ青20号:クレオスコバルトブルー(#80)=8:1.7:1の割合です。
やりながらの行き当たりばったりの作業できちんと記録を取ってなかったり、そもそも塗料の希釈乾燥度合いもも異なっており、配合比率はあくまで目安。。。程度としていただければと思います。

なんか色が合ったっぽさそうなので、車体の仕上げ吹きをしてからマスキングテープを剥離。塗り分け線もあまり破綻せず塗り分けが出来た模様です。

調色した青20号を塗ったブルートレイン客車
塗り上がった車両を比較しません。肉眼で見ると微妙な色調の違いは見られますが、少なくとも写真で見る限りは、違和感は少ししかありません(ちょっと今回塗ったカニオシの方が色調が明るい)。
微妙な違いは「客車だから1両単位で塗り替えているため当然1両ごとので色調は違って当たり前(キリッ」で言い逃れすることにしました。

電車でも調色で完成品と同じ色調にしようとする時は、こんな言い逃れはできないのでもっと慎重にやる必要がありそうです。

このままよく乾かしてから、室内の工作とレタリングをして、完成させます。

カニの押し寿司07-ブルートレインの「青」を調色する2016年01月07日 07:49

加工中のブルートレイン客車に塗る「青」について、市販の青20号の塗料では、完成品のイメージに近い色が出ないと思い、調色することにしました。
まずは試行錯誤。
今回作る模型は金色の上に青色を塗り重ねますので、似た環境を再現すべくテストピースを金色に塗ります。
その上に、モリタの青20号とクレオスの原色ブルー(#5)を比率を変えながら混ぜて行きます。思ったより青20号の「渋さ(色の濃さと濁り)」が強く出ることが判明(写真上)。
試行錯誤の結果、より色が鮮やかな銀帯のブルートレイン用に、原色ブルーをより漫画的な色合いのコバルトブルーに変えたものも作ってみました。(写真下)

ここまでやった上でトミックスの24系車体色とあわせてみます。写真ではなかなか細かいニュアンスが伝わりにくいですが。
・北斗星に合わせる場合 青20号:原色ブルー=1:3
・銀帯車に合わせる場合 青20号:コバルトブルー=1:3
が良さそうです。

ところで今回作るカニオシは、北斗星に合わせるか銀帯車に合わせるか?悩ましいところです。
製品を見てから散々悩んだ結果、以下の理由から、自分が欲しいのは北斗星に合った色だと頭の整理を付けました。
・カニは北斗星の増結車として使う。オシも北斗星の増結車として使う。
・これから北斗星用開放B寝台を作る場合、金帯+引戸なので改造や塗り替えが発生し、今回調色する色を使う。
・出雲や日本海で白帯銀帯を混結する場合も、青が薄いのは「工場入り前で退色したから(キリッ」と言い逃れできる。

実際にはエアブラシで塗装することから、青の塗膜厚や隠蔽力が異なること、青20号は少量入れただけでも色味が大きく変わることから、様子を見ながら「青20号:原色ブルー=1:4で調色し、現場合わせで青20号をごく少量ずつ足す」で塗装することにします。

カニの押し寿司05-ブルートレインの青2016年01月05日 07:53

今回塗り替えたブルートレインの客車。
オシ24はトミーのすごい古い製品が塗り替えのベースである旨を書きましたが、KATOのカニ24も、屋根のメッシュ部分にファンモールドが無いことから、それに負けず劣らずの古い製品であることが判明しました。
いずれもライトグレーでディテールが目立たないことから、何か手当をしたいところです。

閑話休題、ブルートレインの「青」の模索。
昨年末のジャンク市で買ってきたトミーのオハネ25(写真右中)と、以前改造でコバルトブルー単色に塗った車両(写真左下)とを並べてみます。
トミーの24系は、通常の銀帯編成(右上・右中)と北斗星用(左上・右下)とでは、一貫して青の色調が異なることが分かります。銀帯の方は従来品と色調を合わせたのでしょうか。
それにしても左下のコバルトブルーは目立って明るいです。さすがにこれは明るすぎて編成に混結したら目立ち過ぎますね。

考えた結果、やはり調色する事にしました。
調色用にクレオスのブルー(#5)とコバルトブルー(#80)を購入、金帯も明るすぎる気がしたので、クレオスのゴールド(#9)で塗り直す事にします。

カニの押し寿司04-青20号は難しい2016年01月04日 07:53

3日午後に親戚廻りから帰宅。
買い物の時間までちょっとマスキングテープ貼りをして、マスキング滲み防止のためクリアーを吹きます。

その後、夜間ですがもう新年会まで時間が無いので塗装開始。
青はGMの青20号に代えて、モリタの青20号を買ってきて、エアブラシで塗装します。

マスキングは曲がりが出てしまいましたが、懸念していた「滲み」も無いため、このまま工作を続行します。


(写真中の2両)。攪拌が足りないせいか元の色がこうなのか、それとも地色の金が悪さしているのか、どうも青15号に近いような濃い青色になりました。
むしろ「青15号じゃね?」と言われていたトミーの初代24系と併結させてしっくりくる色になりました。

同じ「ブルートレインの青」と言っても、写真のようにメーカーや製品によって少しずつ異なります。同じトミーの24系でも、東海道ブルートレインの青(中古でで購入)と北斗星の青(2015年製品)とでは同じ青20号と言っても色味が異なります。
このあたり、もう少しブルートレインの青について研究して、何が欲しくてどう塗り直した方が良いか決めてから塗り直します。

とりあえず元通り組み立てて、この色で新年会に持ち込む事にします、

カニの押し寿司02-初日の出に輝くゴールドボディw2016年01月02日 10:47

元日は初日の出が出る時間から自宅で塗装しました。
三が日は親戚廻りの予定ですが、来週末(!)の新年会に「カニの押し寿司」を持っていきたいので、前倒しできるところは前倒しする工程です。

まず帯色のゴールドリーフから。初日の出のような眩い色ですが、漏れなく塗れてかつ厚塗りにならないよう、素地の調整には難儀しました。(年明け前に1回塗って、失敗して一旦塗料を落としています)


塗り終わりはこんな感じ。
塗料がよく乾いてから帯のマスキングしたいので、この状態で3日午後まで乾燥させます。