クモハ52から優美な流線型気動車を捏造する03-黄かっ色2号の検討2025年05月28日 06:08

ある日のX(Twitter)上での、人工知能Grokとの会話:
@Grok
ねぇGrok、国鉄気動車のかつての標準色「黄かっ色2号」をNゲージ鉄道模型で塗る場合、GMカラーの西武トニーベージュで代用するのはおかしいかな?
それとも他に代用できそうな色があれば教えてくださいな。

@heavydrunkrail
お疲れ!「黄かっ色2号」をNゲージで再現したいって話、めっちゃわかるよ。国鉄気動車のあの渋い色、懐かしさ全開だよね。さて、GMカラーの西武トニーベージュで代用するか…ってところだけど、ぶっちゃけ微妙かも。西武トニーベージュって、もっと明るくてクリームっぽい印象があるから、黄かっ色2号のちょっとくすんだ黄色味とはズレちゃう気がするんだよね。並べて塗ってみると、違和感出る可能性が高いかも。
で、代用できそうな色を探すなら、ガイアノーツの鉄道模型シリーズに目を向けてみるのはどう?ガイアノーツってリアルな色味再現に定評あるし、国鉄系の色にも結構力を入れてるっぽい。黄かっ色2号に近いのは、ガイアの「イエロー系」の中でくすみのある色、例えば「黄土色」に近いニュアンスのものを調色してみると良いかも。ただ、完全マッチするかは塗ってみないと分からないから、試作用のプラ板でテストするのが無難だね。GMカラーだと、どうしても西武トニーベージュ以外だと選択肢が限られちゃうから、ガイアノーツの方が自由度高いと思うよ。
もし塗ってみて「うーん、なんか違うな」ってなったら、ウェザリングでくすませたりして調整するのもアリだと思う!リアルな国鉄感出すなら、ちょっと汚し入れつつ楽しんでみて。どうだったか、また教えてくれよな!

という訳で、先日Grok先生に訊いてみた、旧型気動車の「黄かっ色2号」を西武トニーベージュ(GM#19)で代用できるか?
案ずるよりも産むが易しという訳で、試しでジャンク車体の115系スカ色のトイレ窓部分に塗ってみました。
写真は西武トニーベージュを青15号に並べて塗ってみた状況
昔大宮鉄道博物館で見た復元塗装の写真の色合いに近いような、でもGrok先生の言う通りちょっと黄色味が少ないような・・・悩ましいところです。

悩んだ結果、やはり黄色味を足すことを決断。
西武トニーベージュの塗料の残もわずかで1両塗り切るには心許ない量だったこともあり、塗料のかさ増しも兼ねて大体同量の西武イエロー(GM#23)を混ぜることにしました。
それで塗ってみたら・・・・(・∀・)イイ!!
写真は調色した黄かっ色2号を塗ってみた状況
調色した塗料を見てみると、昔学研の百科事典で見た「湘南顔に旧気動車色を塗った試作電気式気動車」の姿が思い起こされ、この色を湘南顔に塗ってみたくなりました。
そこでジャンク箱を漁ると・・・用途未定の岡山臨港の気動車がいるじゃないですか!?即復活決定です。

415系電車の修繕27-ステッカーチューンと完成2025年05月25日 07:30

写真は完成した415系7両
今年1月からダラダラと加工を続けてきたトミックス旧製品の415系の修繕とディティールアップ、紆余曲折ありましたが、本日完成いたしました。

最後にステッカーチューン。
写真はステッカー貼り付け状況
前面には製品付属の種別「普通」ステッカー(まだ前面が白幕になる以前の姿です)を、側面にははるを製作所の薄くて貼りやすくて実感的なステッカーを貼ります。
写真はステッカー貼り終わりの状況
だいたい1時間の工作でステッカー貼りが完了。「弱冷房車」のステッカーは貼り付け車両が不明でしたので、購入してあるもののまだ貼っていません。

最後に、完成した415系の前面で、うっとりタイムです。
写真は415系の前面
半年近くに渡る長い工作が報われたような気がしてなりません。。。

【415系電車の修繕 まとめ(2025.1-5)】
⚫︎車体の工作
写真は切断面に0.5mmプラ板を噛ませて接着している状況

⚫︎屋根・床下の工作
写真はランボード側面の仕上げ状況

⚫︎塗装
写真は車体上半分への塗装状況

⚫︎仕上げ
写真は窓に緑色の広告シールを貼った状況

制作品紹介2025年05月25日 00:00

弊ブログ内で工作した制作品の一覧(2010年以降)です。リンクを押すと、各制作品ごとのまとめページに移動します。
※制作品毎の制作各記事へのリンクもあります

【2025年】

【2024年】

【2023年】

【2022年】

【2021年】

【2020年】

【2019年】

【2018年】

【2017年】

【2016年】

【2015年】

【2014年】

【2013年】

【2012年】

【2011年】

【2010年】

415系電車の修繕26-車体の組み立てその他2025年05月24日 12:53

前面窓の内側には、トレジャータウンTTP215-22の列車番号表示器を取り付けます。パーツ自体は荷物電車を作った時に購入していました。
写真は列車番号表示器のパーツ
まずはパーツ全体を白緑色に塗り、列車番号が入るところだけを白く塗ります。
写真は列車番号表示器を白と緑に塗装した状況

その後、パーツを組み立てて前面窓・前面方向幕導光パーツをはめ込んだ後、ゴム系接着剤で接着します。
写真は列車番号表示器の接着状況

取り付けた感じはこんな感じ。前面窓の後ろに見える列車番号表示器が大変セクシーです。
写真は前面窓をはめ込み列車番号表示器を接着した状況

いよいよ車体の組立。その前に、クーラー・ベンチレータ等の屋上機器を前作同様灰色9号に塗ります。
写真は屋上機器の塗装状況

その後、車体を元通り組み立ててから屋上機器を取り付けます。
写真は屋上機器の取付状況
クーラーは残っていた実車写真を参考に、クハ411-115には日立製の手かけが大きいAU75を取り付けました。

その後、仕上げ工程で塗装が剥げたところが複数見られましたので、各所のタッチアップ塗装を筆で行い、塗装を乾燥させます。
写真は車体へのタッチアップ塗装状況

そんな訳で、415系の修繕も大体先が見えてきました。
写真は車体の組立完了状況
あとはステッカーチューンを行って、完成です。

クモハ52から優美な流線型気動車を捏造する02-屋根の検討2025年05月21日 07:26

新シリーズです。
2022年以来しばらく熟成させっ放しだった、小林信夫のイラストにも出てきたクモハ52改の流線型気動車。どうすれば気動車らしい華奢な車体に組めるか、アイデアが浮かばず3年近く放置していました。
工作箱内の気動車ジャンク箱を見ていたところ、鉄道コレクションの気動車の屋根(多分第13弾?車体は処分したので正確なことは分かりません)が出てきました。
写真は流線型気動車と屋根

いい感じになりそうですが、もっと気動車らしい華奢な車体を攻めたいと思い、ジャンク箱から屋根の浅い屋根板を漁ります。
写真は流線型気動車と屋根板のストック
その結果、近鉄用(京急用?阪神用?今となっては元ランナーを処分してだいぶ時間が経つので分かりません・・・)と思われる、張り上げ屋根の屋根板を発見。これならクモハ52の張り上げ屋根にもマッチし、車体幅も素組より若干窄まりより気動車っぽくなることから、屋根板はこれを採用することにしました。
写真は屋根板を充てて車体を仮組みした状況