ニューヨーク地下鉄「RedBird」の増備10-完成しました2025年11月05日 20:07

ニューヨーク地下鉄の増備車、最後の仕上げです。
まずは床下機器にウェイトを接着し、全体を再度艶消ブラックで塗装します。
写真はウェイトの接着・塗装状況
こうすることで室内のウェイトが目立たなくなります。

次に車体の上回りと下回りの固定。上回りと下回りとの固定には木工用ボンドを使用します。本来木工用ボンドにはプラスチックを接着する力は無いのですが、適度にしっかり固着し、しかしながら固着後もカッターを入れることで分解が可能なので、自分は上回りと下回りとの固定に木工用ボンドを愛用しています。
写真は上回りと下回りとの固定状況

最後の仕上げに車番と行先表示の貼り付け。Web上の写真から車番と行先表示をスクショしてコピペして量産したものを印刷し、裏面に両面テープを貼って車体に固定します。印刷は普通紙に行いますので切断面が目立ちますが、断面は黒や赤のマジックでなぞって色入れして、断面を自然な感じに仕上げます。
写真は行先表示の断面への色入れ状況
車番は、両運転台車は、R33WorldFair車の1号車である「9306」を、片運転台車には実車では存在しなかったフリーの車番である「9795」をチョイス。営団書体(ニューヨークの方が先祖ですが)の数字が地下鉄チックでいい感じです。

かくしてニューヨーク地下鉄「RedBird」の増備車が完成。20年前に作った車両と比べると、だいぶスッキリと仕上げることが出来ました。
写真はニューヨーク地下鉄「RedBird」の完成状況
早速片運転台車と両運転台車とでペアを組んだ2両編成を組んでみます。
写真はニューヨーク地下鉄「RedBird」の完成状況
旧作も出してみます。
これでニューヨーク地下鉄の6両編成が揃いました。実車は10〜11両の長編成で運用されており、まだスケール通りの編成には足りませんが、これで地下鉄らしい6両編成で遊べます。
写真はニューヨーク地下鉄の6両編成
完成したところで地下鉄用の車両ケースに収納。ニューヨークの地下鉄電車を参考に作られたと言われる日本の営団丸ノ内線500系と並べてみると、色味が同じこともあり、いい感じに纏まりました。
写真はケースへの収納状況

【ニューヨーク地下鉄「RedBird」の増備 まとめ(2025.9-11)】
写真は車体の塗りあがり状況

制作品紹介2025年11月05日 00:00

弊ブログ内で工作した制作品の一覧(2010年以降)です。リンクを押すと、各制作品ごとのまとめページに移動します。
※制作品毎の制作各記事へのリンクもあります

【2025年】

【2024年】

【2023年】

【2022年】

【2021年】

【2020年】

【2019年】

【2018年】

【2017年】

【2016年】

【2015年】

【2014年】

【2013年】

【2012年】

【2011年】

【2010年】

クモハ52から優美な流線型気動車を捏造する13-完成しました2025年07月09日 18:30

クモハ52を切り継いで作った流電改気動車とオトモの湘南顔気動車が完成しました。
今回の模型制作の動機付けとなった、流線型気動車制作記事がいっぱい載っている鉄道模型趣味566号(1993年1月号)と元関西急電「合の子」こと大糸線クモハ43810とで、完成の記念撮影♪
写真は流電改気動車とオトモの湘南顔気動車の完成状況

私は鉄コレ走行化キットはあまり買わない(車輪はGMジャンクの余り流用、カプラーは鉄コレ標準のアーノルド)で済ませています。
そうなると困るのがウェイト。ロングシートの場合はシートの間にGM棒ウェイトを接着していますが(室内にウェイトが張り出すのは妥協・・・)、クロスシートの今回(岡山臨港改)は棒ウェイトが嵌らず・・・悩んだ結果、GM棒ウェイトの短いのを立てて2本接着。
写真は室内にウェイトを接着した状況
室内からウェイトが丸見えですが、窓が小さいので(゚ε゚)キニシナイ!!

最後に、古い気動車ならではの演出で、テールランプに半分に畳んだ赤色反射板(旧銀河モデル製品)を接着します。
写真はテールライトに反射板を接着した状況
一気に車両が古めかしく見えてきます。

そんな訳で、完成した流電改気動車とオトモの湘南顔気動車を横から撮影。実際の気動車(軽量化のために各所部材を細くし、そのため窓なども細いものしか入れられなかった)に若干反しますが優美な広窓と、対照的な転換クロスシートの存在を彷彿とさせる並ぶ小窓。
写真は流電改気動車と湘南顔気動車のサイドビュー
惚れ惚れしてきます。

車両をどう収納するか悩みましたが、今回作例の自由形気動車は結局旧国鉄型と整理し、国鉄気動車をしまう箱に入れました。
写真は流電改気動車と湘南顔気動車の収納状況
車体長が20メートルあることもあり、やっぱり私鉄というより国鉄形ですねこれは。。。

【クモハ52から優美な流線型気動車を捏造する まとめ(2022.6-2025.7)】
写真は仕上げ漏れ箇所の再仕上げ状況

415系電車の修繕27-ステッカーチューンと完成2025年05月25日 07:30

写真は完成した415系7両
今年1月からダラダラと加工を続けてきたトミックス旧製品の415系の修繕とディティールアップ、紆余曲折ありましたが、本日完成いたしました。

最後にステッカーチューン。
写真はステッカー貼り付け状況
前面には製品付属の種別「普通」ステッカー(まだ前面が白幕になる以前の姿です)を、側面にははるを製作所の薄くて貼りやすくて実感的なステッカーを貼ります。
写真はステッカー貼り終わりの状況
だいたい1時間の工作でステッカー貼りが完了。「弱冷房車」のステッカーは貼り付け車両が不明でしたので、購入してあるもののまだ貼っていません。

最後に、完成した415系の前面で、うっとりタイムです。
写真は415系の前面
半年近くに渡る長い工作が報われたような気がしてなりません。。。

【415系電車の修繕 まとめ(2025.1-5)】
⚫︎車体の工作
写真は切断面に0.5mmプラ板を噛ませて接着している状況

⚫︎屋根・床下の工作
写真はランボード側面の仕上げ状況

⚫︎塗装
写真は車体上半分への塗装状況

⚫︎仕上げ
写真は窓に緑色の広告シールを貼った状況

快楽園の関鉄バス08-仕上げと完成2025年04月19日 09:53

デカール保護のための半艶クリアーを吹いた後で、バス窓等Hゴムの黒色を油性マーカーで色入れしていきます。
この順番を間違えると、クリアー塗布時に油性マーカーの黒色が垂れてきて悲惨なことになります。。。
写真はHゴムへの色入れ状況

色入れを直した後、バスシャシーのメーカー・形式識別の肝になるルーバーの表現。ルーバーの網をどこにどんな風に表現するかで、どこのメーカーのどんなバスかが特定できるため、バスファン的には一番大事なポイントだと思っています。
ルーバーの網は、前作同様透明テプラに網掛けを濃く印刷したものを切り出して貼ります。
写真はルーバー網の表現状況
いすゞBAは、その特徴の丸い網を再現するべく、透明テプラを丸く切り出してリアに貼り付け。いすゞK-CLM/CJMは冷房機器部を含め四角く切り出して左右リアと運転席後ろに貼り付け。

また、しばらく放置状態だったいすゞK-CLM/CJMは、窓柱がベース車両の塗色のままだったため、マスキングしてエアブラシでホワイトを塗装します。
写真は窓柱の塗装状況

最後に、こいでモデリングプラントの別売シール(関鉄パープルバス・グリーンバス用)を使って、「水戸駅・吉沢車庫」行きと「下館駅」行き(本当は偕楽園周辺から下館まで行く路線は無かったのですが)の行先を貼ります。
写真は行先方向幕シールの貼り付け状況

これで快楽園に似合う関東鉄道バス2台が完成。写真左が1960〜70年代のいすゞBA、右が1970〜80年代のいすゞK-CLM/CJM冷房車です。
写真は完成した関東鉄道バス2台
リアからみるとこんな感じです。
写真は完成した関東鉄道バス2台を後ろから見た状況

【快楽園の関鉄バス まとめ(2025.3-4)】